第19Sは悪天候で中止、第20Sもコース変更へ ジロ・デ・イタリア
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【5月25日 AFP】第96回ジロ・デ・イタリア(2013 Giro d'Italia)は24日、第19ステージ(ポンテ・ディ・レーニョからヴァル・マルテッロ、160キロメートル)が行われる予定だったが、悪天候のため中止となった。
レースの開催地、イタリア北部ドロミーティ(Dolomiti)が真冬のような気候に見舞われたため、大会終盤において混乱が巻き起こっている。
前日の季節外れの激しい降雪と氷点下の気温の影響で、ガヴィア峠(Passo Gavia)とステルビオ峠(Stelvio)が走行不能になったことを受け、主催者は選手の安全面を考慮し24日のコースを変更した。
しかし、代わりにコースに組み込まれたトナーレ峠(Tonale)とカストリン峠(Castrin)もまた激しい降雪となり主催者はこのステージをキャンセルせざるを得なくなった。
■第20ステージのコースは変更
また、最終日前日の25日に行われる標高の高い山岳地帯での第20ステージも、コースが変更された。
総合首位(マリア・ローザ)を守るアスタナ(Astana)のチームリーダー、ヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)は23日に行われた上りのタイムトライアルで、総合2位につけているBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のカデル・エヴァンス(Cadel Evans、オーストラリア)との差を4分2秒に広げ、初の総合優勝に向けて大きく前進した。
そして、今回の大幅なコース変更はニバリの初優勝に向けての追い風となっている。
コースは当初予定されていた5つの峠の越えてゴールのトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(Tre Cime de Lavaredo)のゴールに到達するコースに代わって、できる限り下り坂を減らした構成に変更された。
新コースで選手はブルーニコ(Brunico)とドッビアーコ(Dobbiaco)の谷を通ってコルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)に向かい、そこからトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードを上ることとなる。
第20ステージのコース変更決定は、ここまでレースの大半を降雨と寒さに悩まされてきた多くの選手に歓迎された。
大会は26日、第21ステージのブレシア(Brescia)でゴールを迎える。(c)AFP/Justin DAVIS
レースの開催地、イタリア北部ドロミーティ(Dolomiti)が真冬のような気候に見舞われたため、大会終盤において混乱が巻き起こっている。
前日の季節外れの激しい降雪と氷点下の気温の影響で、ガヴィア峠(Passo Gavia)とステルビオ峠(Stelvio)が走行不能になったことを受け、主催者は選手の安全面を考慮し24日のコースを変更した。
しかし、代わりにコースに組み込まれたトナーレ峠(Tonale)とカストリン峠(Castrin)もまた激しい降雪となり主催者はこのステージをキャンセルせざるを得なくなった。
■第20ステージのコースは変更
また、最終日前日の25日に行われる標高の高い山岳地帯での第20ステージも、コースが変更された。
総合首位(マリア・ローザ)を守るアスタナ(Astana)のチームリーダー、ヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)は23日に行われた上りのタイムトライアルで、総合2位につけているBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のカデル・エヴァンス(Cadel Evans、オーストラリア)との差を4分2秒に広げ、初の総合優勝に向けて大きく前進した。
そして、今回の大幅なコース変更はニバリの初優勝に向けての追い風となっている。
コースは当初予定されていた5つの峠の越えてゴールのトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(Tre Cime de Lavaredo)のゴールに到達するコースに代わって、できる限り下り坂を減らした構成に変更された。
新コースで選手はブルーニコ(Brunico)とドッビアーコ(Dobbiaco)の谷を通ってコルティーナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo)に向かい、そこからトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードを上ることとなる。
第20ステージのコース変更決定は、ここまでレースの大半を降雨と寒さに悩まされてきた多くの選手に歓迎された。
大会は26日、第21ステージのブレシア(Brescia)でゴールを迎える。(c)AFP/Justin DAVIS