【6月26日 AFP】ノルウェーの首都オスロ(Oslo)では、絶滅の危機にあるハチを守るため、花々で飾られた墓地や屋上庭園、バルコニーなど、ハチが食べたり休んだりできる場所を各所に配置する「ビーハイウエー(ハチの幹線道路)」プロジェクトを進めている。

 プロジェクトを率いる、都会のハチを守る環境団体「Bybi」の代表は、「私たちは常に自分たちのニーズに合わせて、環境を作り変えています。そこに他の種も住んでいることを忘れて。それを正すために、彼らが生活し、食べる場所を返さなければならないのです」と話す。

 Bybiによると、プロジェクトの狙いは、ハチが食べたり休んだりできる場所を各所に配置し、ハチが安全に街を移動できるようにすることだ。このようなシステムは世界で初めてだという。(c)AFP/Pierre-Henry DESHAYES