あなたは競艇選手がどんな暮らしをしているのかご存知でしょうか?野球やサッカー、バレーなどと違い、そんなに目立つ存在ではない競艇というスポーツ。
ただ、意外な物で、競艇選手はかなり豪華な生活をしていたのです。今回はその競艇選手の収入源にもなっている「賞金」について、詳しく解説していきます。億万長者も夢ではないスポーツだったのです。
競艇の賞金金額はレースのグレードで異なる
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競艇のレースには、「一般戦」「G3」「G2」「G3」「PG」「SG」などのグレードが存在します。一般戦は賞金が低くなっていて、G3、G2と段々賞金が高くなるように設定されています。
最上級の「SG戦」で優勝すると、なんと1レースで「1億円」の賞金を獲得できるのです。
たしかに、プロ野球やサッカーから比べれば、少ない金額なのかもしれませんが、レースをこなして着実に生き残っていければ、むしろ億万長者になりやすいスポーツなのかもしれません。
かなり過酷な挑戦にはなりますが、運動が得意な方であれば、選択肢の1つにはおすすめです。
競艇の詳細な賞金額をざっくり解説
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では、競艇レースでの詳細な賞金額をざっくりとご紹介していきます。
一般戦
着順 | 賞金 |
1着 | 91万円程度 |
2着 | 66万円程度 |
3着 | 51万円程度 |
4着 | 40万円程度 |
5着 | 36万円程度 |
6着 | 34万円程度 |
一般戦・予選
着順 | 賞金 |
1着 | 10万円程度 |
2着 | 7万円程度 |
3着 | 5万円程度 |
4着 | 3万円程度 |
5着 | 2万円程度 |
6着 | 1万円程度 |
SG戦
着順 | 賞金 |
1着 | 1億円 |
2着 | 4,500万円程度 |
3着 | 3,100万円程度 |
4着 | 2,200万円程度 |
5着 | 1,900万円程度 |
6着 | 1,600万円程度 |
このように、一般戦と最高峰のSG戦では貰える賞金額に雲泥の差があるのです。とはいえ、一般戦は毎日どこかの競艇場で行われているのに対し、SGの中でも1億円を貰えるグランプリシリーズは12月に1度開催されるのみです。
もちろん、SG戦には誰でも出場できるわけではないので、一般戦、G3、G2、G1などで着実に勝利を収めていくことが前提条件になります。競艇選手はみな、SGへの出場を夢見て、日々のトレーニングに励んでいるのです。
各グレードの優勝賞金をざっくりご紹介します!
ここからは、各グレードの優勝賞金をざっくりと見ていきましょう。
各グレードの中でも、開催されるレースによって賞金額が異なりますので、あくまでも目安程度にご参考ください。
さらには、どんなスポンサーが協賛しているのか?でも異なりますし、スポンサーから賞金以外の「商品」をもらう機会もあります。
①一般戦
- 一般戦優勝賞金:74万円以上
一般戦は、365日必ずどこかの競艇場で開催されています。ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などには、通常あまり出場しない地元のA1級レーサーが出場することもあり、その期間だけ、優勝賞金が150万円程度に跳ね上がる事もあります。
②G3
- オールレディース:105万円
- マスターズリーグ:105万円 など。
G3は年間に60回程度行われているそこまで注目度の高くないレースになります。ただし、このG3はG1への前哨戦になっていて、ここで好成績を収め続ければ、さらに上位のレースに出場する機会を与えられます。
優勝賞金は、どのレースも105万円程度となっています。G3には企業杯と呼ばれる、企業が協賛したレースもあり、企業杯では、賞金以外に商品が贈呈されるケースも多いです。
③G2
- モーターボート誕生祭:450万円
- レディースオールスター:450万円 など。
G2は年間に9回程度行われるレースになります。G3よりは注目度が高くなりますが、それでも、G1などに比べるとまだまだ低いです。
G1やSGでは全国販売されるため、売上額が一気に跳ね上がりますが、全ての競艇場でレースが行われるわけではありません。
そこでG2をうまく活用し、売上額が厳しい競艇場を救済する目的でもG2は開催されています。G3同様にこのG2でも活躍をしていなければ、G1にはすすめません。
④G1
- 周年記念競走:1,000万円
- ダイヤモンドカップ:900万円
- 地区選手権:480万円 など。
G1になると、一気に優勝賞金額が跳ね上がります。地区選手権は各選手自分の地区にしか参戦出来ないようになっています。
地区選手権以外のG1にはA1級ランクのレーサーしか出場できないことになっているので、ここまでで実績を積み上げていないレーサーは出ることができません。
もちろん、ここまで来ると注目度はかなり高くなります。G1で1度は優勝することを目標に全ての選手が頑張っているため、し烈な優勝争いが繰り広げられるのです。
G1で優勝してこそ一流のボートレーサーだと言われていて、G1優勝を飾るだけで、全国的に名の通るボートレーサーになれます。
⑤PG1
- マスターズチャンピオン:1,100万円
- レディースチャンピオン:1,100万円
- ヤングダービー:1,100万円
- バトルチャンピオントーナメント:1,100万円
- クイーンズクライマックス:1,500万円
PG1です。G1よりもさらに注目度の高いレースになります。
優勝賞金の額もさらにアップしています。
注目したいのが、毎年12月に行われる「クイーンズクライマックス」。つまり女子の賞金女王決定戦なのですが、SGの「賞金王決定戦」が1億の優勝賞金であるのに対し、かなり少なく感じます。
実は、女子選手はレディース戦が頻繁に行われていて、男子選手よりも賞金を稼ぎやすくなっているため、総じてバランスが取れていると言われています。
⑥SG
- ボートレースグランプリ:1億円
- グランプリシリーズ戦:1,600万円
- チャレンジカップ:3,300万円
- ボートレース オールスター:3,900万円
- ボートレース クラシック:3,900万円 など
そして、最上位グレードのSGです。年末に行われるボートレースグランプリ(賞金王決定戦)で優勝をすれば、見事賞金1億円を手にすることが出来るのです。
さらに、グランプリシリーズ戦などでも優勝をして、賞金を貰ってきている状態のため、1億円よりも多くの賞金を手にしている計算になるでしょう。
SGに出ることが出来る選手は限られていて、「人気投票」「勝率」「獲得賞金額」などをもとに選出されます。
賞金を貰えるのはごく一部の選手のみ
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優勝賞金を貰える選手は、実はごく一部の選手のみです。競艇選手の中には1勝を挙げる(レースで1着になる事)すら出来ずに引退をする選手が少なくありません。
たしかに、一般レースでも無事に完走しただけで、完走手当を貰う事は出来ますが、賞金と言えるレベルではないでしょう。1億円以上を稼ぐレーサーはほんの一握りであるという事を覚えておきましょう。
それでも、競艇選手の平均年収はこんなに高い!
競艇選手の平均年収は1,600万円です。1年で2億円以上稼ぐ選手もいれば、ほぼ稼ぎが無いレーサーもいるのです。
2020年時点での競艇選手の数が1,600人とされていますので、ざっくり計算しただけでも、年収の幅の広さがかなり空いていることが分かります。
華やかに見える世界の裏には、過酷な道が待っていると言えるでしょう。確かに、他のプロスポーツから比べるとややハードルは低いのかもしれませんが、不断の努力は必須です。
競艇選手はどれくらいの賞金を貰えるのか?
競艇選手になって賞金を貰うと、どれくらいの金額を稼げるのか?という点にスポットを当ててご紹介してきました。
いい面も悪い面も両極端ですが、スポーツやボートに興味がある方には、是非とも挑戦してもらいたいスポーツだと思います。
今から競艇で遊んでみたいと思われる方も、こういった選手の裏の部分を知る事で、さらにギャンブルに熱が込められることでしょう。早速競艇を始めてみましょう!
参考サイト
●競艇予想サイトのランキング・口コミ・優良悪質一覧【オヤジの辛口検証】