文章は平易で読みやすい。
ただ、残念なことに誤字脱字が大変多く、読んでいて首をかしげる箇所がいくつかありました。てにをはくらいは仕方がないにしても、プログラムコード内に誤りがあると、初心者はそこで大きく躓いてしまいます。
前半のAjaxについての解説部分は割と分かりやすいのですが、途中からはサンプルコードをダダーッと列挙してそれを一つひとつ説明する形式で、長いコードが苦手な読者はうんざりしそうです。
あと、Ajaxの要の部分で筆者?の作ったライブラリを使用しているのが残念でした。
実際便利で使いやすいライブラリではありましたが、基礎テクニックというくらいなので、できれば汎用的な技術を使ってみっちり学びたかったというのが個人的な感想です。
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Ajax 実装のための基礎テクニック 単行本 – 2006/4/25
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Web系エンジニアに、今、最も注目されているテクノロジーの1つが「Ajax」です。Ajaxの登場によって、Google Mapsに代表されるような斬新かつ軽快なインターフェースのWebアプリケーション構築が可能となりました。本書はこのAjaxについて、基礎的なテクニックをしっかり押さえたうえで、具体的なアプリケーション構築の方法についてサンプルコードを多数掲載しながら解説しています。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2006/4/25
- ISBN-104774125792
- ISBN-13978-4774125794
登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2006/4/25)
- 発売日 : 2006/4/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4774125792
- ISBN-13 : 978-4774125794
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,044,276位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,031位Webプログラミング
- - 37,822位電気・通信 (本)
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著者について
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大学時代に起業しWebサイト制作などを行う傍ら、PukiWikiなどのオープンソース開発にも積極的に参加。2003年からフリーランスとなり、Webアプリ開発や執筆を行う。中島聡氏と共にアプリ開発会社を起業するために2008年に渡米。iPhone向け写真共有アプリPhotoShareをリリース。2010年に帰国し、アプリSDK『Titanium Mobile』の伝道師として活動。2012年9月に退職、FrogApps, Inc(現 miil Inc)を設立しiOS/Android向けにミイルをリリース。現在は2013年に起業したToreta, Inc. CTO。オープンソース活動としてMobiRuby、個人サービスとしてwri.peを作成中。趣味はお風呂でコーディング。
Toreta, Inc. CTO / Co-founder
MobiRuby inventor
wri.pe founder
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2006年12月13日に日本でレビュー済み他の人のレビューにもあったとおり、読みやすいとは思うが、誤字脱字が多い。
著者のライブラリを紹介するなら、Prototypeについてもっと説明するべきだと感じた。
ある意味、著者のPR本にも感じられた。
- 2006年5月3日に日本でレビュー済みAjaxに関する書籍の中でも、Ajaxとは何か、どのような技術の元に構築されているか、といった基礎の点がとても分かりやすく解説されている本です。
XMLHttpRequest、DOM、XMLについて(特に後2つは章を割いて)基本から説明されています。
細かなAjaxのテクニックというよりは、題名のとおり基礎的なことが扱われて(たとえば、Ajaxしばしば問題になる文字コードの問題について、本書ではSafariに対する対策としてXML形式のデータを用いるよう勧められていますが、AJAX Webアプリケーション アイデアブックなどではテキスト形式での対策についても触れられて)いますが、
何事も基礎が大事ですから、Ajaxに関し、まず手にとって読んでおくべき本といってもいいでしょう。
その後、細かなテクニック集で学んでいけばよいと思います。
内容の割には値段がするので、星1つ減点です。
- 2006年5月1日に日本でレビュー済みはじめにAjaxの基本部分であるXMLHttpRequest部分の動作を簡潔に
解説してあり、Ajaxの仕組を理解するのに役立ちました。今
出回っているAjax解説書の中ではいちばんわかりやすいと思います。
基本を終えるとDOM、XML/JSON、ライブラリと進んでいき、しだいに
複雑なことができるようになります。JavaScriptを一通り勉強した
ことのある人ならこの本だけでAjaxの全体像を理解できると思います。
- 2006年12月29日に日本でレビュー済み2005年初頭にはその言葉すら存在しなかった「Ajax」ですが、
今ではWEB標準と思えるほどに定着し、関連書籍も数多く出版されています。
本書はAjax関連書籍の中では割と早期に出版された本で、「DOM」などの
Ajaxのキモになる技術の解説に、かなりページが割かれていますので、
JavaScriptの入門レベルを卒業した人が本書で学習すれば、
それなりにAjaxアプリケーションを実装することができるようになるでしょう。
ただし、Ajaxの最近の動向として、フレームワークやライブラリの整備が進んでおり、
いかにそれらをうまくして利用して開発するかに焦点が移行しつつあります。
そういった観点からいうと、本書はそこらあたりの解説が少ないので、賞味期限が
過ぎていると言えなくもありません。
また他の方も指摘されているように、本書は特にHTMLやDOMの部分の解説において
用語の誤った使用が数多く見られます。
例えばid属性やclass属性を、id要素・class要素といってみたり、
parentNodeプロパティがparentNode()関数になっていたりとかで、
HTMLやDOMの仕様に完全に精通していない方も執筆陣に参加していると思われるので、
注意が必要です。
これらから考えると、これからAjaxの入門書の購入を検討されている方には、
少し出費がかさんでしまい、かつ若干敷居が高く感じられますが、
スクラッチ(フレームワークなどを使用せずゼロからという意味です)で実装する際に
必要となる基本的な概念から各種フレームワークやJavaScriptのデバッグ手法まで
幅広く解説されている、オライリーの「実践Ajax」の方をおすすめします。
- 2006年8月12日に日本でレビュー済みテクニックと銘打っていますが、Ajaxを巡る基本的な思想、基盤となる考え方、特徴などについて丁寧に書かれていますので、本書を精読することで、Ajaxの全体像をつかむことができると思います。
おそらく現時点で出版されている入門的な本では、もっとも万人向けにお勧めできると思います。