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発売元 ふわふわ王国
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考える生き方 単行本(ソフトカバー) – 2013/2/21

4.1 5つ星のうち4.1 71個の評価

仕事・家族・恋愛・難病・学問、
そして「人生の終わり」をどう了解するか?

「極東ブログ」を主宰し、ネット界で尊敬を集める有名ブロガーが半生と思索を綴る。

商品の説明

著者について

アルファブロガー(2004年アルファブロガー・アワード)。随筆家。ペンネームの由来は子どもと見ていた仮面ライダーの必殺ワザから。1日1冊のペースで読む読書を30年以上続けている。関心分野は、哲学・思想・文学・歴史など文系領域から生物学・物理学など理系領域まで。1957年生まれ。国際基督教大学卒業。同大学院進学。専攻・言語学。情報技術や最新医療の解説なども得意とする。デジタルコンテンツのための配信プラットフォーム「cakes(ケイクス)」で、文学書などの書評も連載中。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2013/2/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/2/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 336ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4478023239
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478023235
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 71個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2013年2月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    こんな人をこそ、友にして、時を忘れて語り合いたい。
    読み終わった後に、こんな、何とも言えない温かい気持ちが残った。
    とにかく、率直である。飾らない。「あるがままの自分」をさらけ出している。
    真正面から「仕事」「家族」「恋愛」「難病」「学問」「人生の終わり」というテーマと格闘し、その軌跡を見事に形にしてくれた。

    私自身、著者と同世代というか2歳後輩で、現在53歳。
    日頃、心に浮かぶことを、著者が代わりに言葉にしてくれているのかと思うほど、共鳴した。
    ここまで思わせる著者の言葉の力は、並々ならぬものであることを感じる。
    その背景には、1日1冊ペースの読書を30年以上続けているという知識の広さと、強靭な「考える力」がある。

    私が、特に、「なるほど」と思ったのは、大学の「リベラル・アーツ」(教養学部)の重要性を強調していることである。
    そして、著者自身が、まごうことなき一流の「教養人」なのだと思う。
    人生の途上で起こった、あらゆる事を、自らに意味あるものとして見詰め受け入れる、素地や核になるものが「教養」なのだろう。

    著者は、「はじめに」で「40歳を過ぎて、世間的な地位も名声もない自分を確認した」と、社会的に成功できなかった自身を認めている。
    「でも、それはそれでいいんじゃないか」と受け入れた上で、「そんな気持ちから匿名でブログを書き始めたのが45歳」と語っている。
    それは「楽しかった」が、「ブログの裏側の思い」は書いてこなかった。
    「逆にそのあたりを書こうかと思っ」て著したのが本書である。

    世に名を知られる社会的成功者は、特殊な一握りの人間だけであろう。
    著者は、30万の閲覧者を持つブログを発信しているが、あえて「無名人」として、ペンネームでこの本を書いた。
    「無名人」の立ち位置から、「考える生き方」の素晴らしさを表現した。

    著者の言葉は、最後まで力みがなく、遠慮がちで柔らかである。
    第6章「年を取って考えたこと」の終わりには、「次世代の希望」について語られる。
    これが、実に名文なのである。

    無名であり、しかも失恋、大学院中退、失職、大病など、人生につまづきまくる著者。
    だが、考える力を持って、受け入れ、問い続けていけば、人生の味わいや充実感が生まれてくる。
    さらには、そのメッセージは、「普通の人々」の心の中に、より広く深く届く。
    そんなことを思わせてくれる好著である。
    17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年4月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    55歳になったので、読んでみた(本書が著者55歳の時のものなので)。実はだいぶ前に一度読んだのだが、その時はまだ四十代だった。改めて読み返してみると、人間誰しも年を取ってくると考え方や感じ方が似てくるのかもしれないな、と思った。「第六章 年を取って考えたこと」の冒頭「まったく、いつこんなに年を取ってしまったんだろう」という感想というか感慨がまったく同じだ。このポカ~ンとした感じ。それに「自分の人生なんだったか?からっぽだった」なんて言ってるが読み進んでいくとそれは決して虚無なんかではないことがわかる。こういう感じが仏教でいう空に近いのかなとさえ思った。般若心経です。副題に「空しさを希望に変えるために」とあるが、人生百年時代なんて言われだしてきたここ数年のことを思えば55歳なんてまだ折り返し地点を少し過ぎたばかりだし、人生六十代からなんて言ってる禅宗のお坊さんもいる。仕事、家族、恋愛、病気、学問等55歳の時点でいったんこれらを総括できたのは羨ましい限りだ。こういうのは改めて取り組もうとすると意外や難しいものである(と自身痛感する)。書き出しは「からっぽ」であるが、最後は「希望を信じて」終わっている。読後感は清々しい。著者は現在65歳になっているはずだが、最近の心境はどんなだろうかと想う。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2015年1月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    一言で言うとあまり面白くなかった。
    何故だろう。
    著者の『極東ブログ』はあんなにも面白いのに。

    著者の人生自体は波乱万丈で
    出版の運びとなったのも
    ダイヤモンド社の編集者が,
    話しを聞いて面白いと思ったからであろう。

    ではなぜ面白くないのか。

    それは著者が冒頭で書いてらっしゃる通り,
    自分の人生がからっぽで,
    どうやら失敗だったと思っているからのようだ。

    自己尊厳に乏しく,自己評価の低い人の自伝を読んでも
    面白くないのはあたりまえなのかもしれない。

    しかし著者のこの自己評価は鵜呑みにはできない。

    著者は,英語が苦手だと言うけれど,一方で,
    洋書の育児書を読みこなしたり,
    専門書やニュースを原文で読み,
    NPRやVOAなどを聞き取れるぐらいの英語力はあると述べる。

    言語学者としては確かにドロップアウトしたのかもしれないが,
    その一方で,
    趣味でやっていたプログラミングを職業とし,
    そこからテクニカルライター(という職業があるのは本書で初めて知った)となり,
    後には大学の非常勤講師も務めている。

    おまけに娘さんは,美しいらしく,
    子役のプロダクションに入っていると言う。

    この人の人生は空っぽでも何でもないではないか,と思う。
    おそらく,本書を読んだほとんどの人がそう思うのではないか。

    強烈な自負心があって基準としているバーが高すぎるだろうか。
    それとも,
    本当に自分の「魂」が求めているものに気が付かず,
    それを満たさずに来た人なのかもしれない。

    その両方でもあろうが,
    原因の比重は,
    どちらかと言えば後者にあるのではないかと思う。

    もう初老の方らしいので,
    それに対する洞察を十分にし終えてから
    本書を書かれても良かったのではないか。
    『極東ブログ』で見られる,
    あの鋭い分析力と深い洞察力を使って。

    しかしこのレビューも
    基準としているバーがあの『極東ブログ』であるため
    いささか高すぎるものとなっていることを
    最後に述べておきたいと思います。
    44人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年3月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    cakesの連載を読んでいて、興味をもって買いました。cakesは書評なので評論のようなものを考えて手に取ったのですが、私小説のような味わいで、面白く読みました。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年2月28日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    高校生の時に極東ブログを知り、チェックするようになりました。
    この本には謎の多いfinalventさんの経歴が赤裸々に書かれており、どんな人なのかよく知ることができました。
    学生時代の挫折の話は意外でした。ブログでキリスト教や語学の話題などを良く取り上げ、アカデミックマインドに溢れた人だと思っていたので大学は相性が良かったに違いないと考えていたからです。
    僕は大学生になり、情報学を勉強しています。だけど自分にはこの分野の適性があるとは思えず、かといって他に得意なことがあるわけでもなく、就活を来年に控えて、自分の適性も見定められないまま社会に出るのかという不安で、人生はつらいものになるのだろうなと思えて、憂鬱な日々を送っていました。
    しかし、今年で55歳になる、僕よりも遥かに優秀なfinalventさんでさえ、生きる中で空しさを感じ、それと戦うために、あるいは折り合いをつけるために、考えてらっしゃる、勉強をしてらっしゃる。はあ、生きるとは大変だ。
    僕はまだ若いくせに、適性がないとか決めつけて、何がどうダメなのかを明確にし、解決する努力もせずに憂鬱だとかいじけてなんと甘ったれでダメなやつなのだろう。
    ダメならダメなりにマシになるように"考えて"生きようと、ダメな人生でもダメなりに楽しめるように、"空しさ"を埋めて、ごまかしながらうまく付き合っていこうと思いました。
    そしてfinalventさんのような、"得"だけに執着しないような、謙虚な人間になりたいです。難しそうだけど。
    70人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2013年8月31日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    夢がかなう人は一握りなのは今昔同じ。
    そこまで行かなくとも世間一般の人並みになれる人もどんどん少なくなっている。

    何しろ2010年のデータで修士、博士を取って卒業した10万人のうち職を得ることができなかった割合が25%。
    そして非正規雇用が35%。つまり正社員になれたのも45%。

    また運良く正社員になれても上のポストはぎっしり。
    いくら優秀でも上が詰まっているから出世できない。
    終いにはあなた達の世代は出世できないから、趣味もしくは仕事の中で
    自分なりのやりがいを見つけて頑張ってと社内教育される始末。

    どうやら今は「挫折の時代」なのです。

    私も30半ばになって自分の限界を見たような感覚があり、ある種の挫折感を持っていました。
    このまま行くのかなぁ、行っていいのかなぁ、人生詰まんなくなりそう。。

    そんな中で手に取ったのがこの本です。

    自分の人生は空っぽだったという衝撃的な言葉で始まります。
    どれどれと読み進めていくと、、、「充実した」人生であることがわかりました。

    例えば他のレビューにあるとおり転職、引越しを繰り返して、子供も4人。
    αブロガーにも選ばれて、本も出版する。
    そしてそれなりに多くの人に読まれて、こうしてレビューも書かれている。

    どこが空っぽなんでしょうか。
    自分の家族や仕事関係者に対しても失礼ですよ。そう思いました。

    でも、そう思われるリスクを分かった上で、自分の人生の成功基準から外れてしまい失意に縛られた
    正直な気持ちを曝け出した点に敬意を評します。禿げて悲しい、なんて話が赤裸々に出てくる類書はないですよ。

    中身については突っ込みどころは色々有りましたが、やっぱり文章がうまいので楽しめたこと。
    そしてリベラルアーツの修練と、日々の考察を人生の課題にしブレない心を手に入れることが正しいのだと認識できました。

    最後に。
    結構厳しいこと書いているレビューもありますが、自伝ってとっても難しいと思いますよ。
    非難するなら書いてみろと。
    20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート