展覧会の公式カタログも兼ねた大判のペーパーバックではあるが、洒落たしっかりとした本の造りは、重くてかさばるハードカバーの製本よりも気軽に手に取って楽しめるし、好感が持てた。内容も、よく知られた代表作と並んで、微妙に違った別バージョンなどのカットも紹介されているし、発表作に至るまでの植田氏の試行錯誤の軌跡の一端なども垣間見えて、とても興味深いものだった。解説コラムもまた、通り一遍なものとはひと味違っていて、読み応えがある。三千円という本体価格は決して安いとはいえないが、それだけの価値がある、生誕100年にふさわしい一冊だと思う。
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植田正治のつくりかた ペーパーバック – 2013/10/29
植田正治
(著),
金子隆一(東京都写真美術館学芸員)
(監修)
生誕100年記念刊行
表現への情熱、恐るべし
新発見資料を駆使した解説コラム15篇により、
全く新しい植田正治像に迫った画期的写真集
■亡くなる直前のカメラに残された「最後のカット」全掲載
■発表当時の写真雑誌記事多数収録
■あの名作のベタ焼に見知る選択眼の秘密
■戦後すぐに挑戦していたカラー撮影
監修:金子隆一(東京都写真美術館学芸員)
解説:成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)
表現への情熱、恐るべし
新発見資料を駆使した解説コラム15篇により、
全く新しい植田正治像に迫った画期的写真集
■亡くなる直前のカメラに残された「最後のカット」全掲載
■発表当時の写真雑誌記事多数収録
■あの名作のベタ焼に見知る選択眼の秘密
■戦後すぐに挑戦していたカラー撮影
監修:金子隆一(東京都写真美術館学芸員)
解説:成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社青幻舎
- 発売日2013/10/29
- ISBN-104861524113
- ISBN-13978-4861524110
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登録情報
- 出版社 : 青幻舎 (2013/10/29)
- 発売日 : 2013/10/29
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 224ページ
- ISBN-10 : 4861524113
- ISBN-13 : 978-4861524110
- Amazon 売れ筋ランキング: - 791,408位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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