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租税国家の危機 (岩波文庫 白 147-4) 文庫 – 1983/7/18

4.2 5つ星のうち4.2 5個の評価

第一次大戦の終結まぢか,空前の公債累積にあえぐオーストリアの現状を眼前にしたシュムペーターが,財政の側面から国家の本質・形態・運命の把握を試みた財政社会学の基本的文献.自由経済社会を前提とする租税国家の姿を中世以来の歴史の流れの中に探究し,資本主義の衰退とそれにつづく社会主義への展望を明らかにする.

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1983/7/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1983/7/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 141ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4003414748
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4003414743
  • カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2015年9月28日に日本でレビュー済み
    ・シュンペーターのいう国家とは、今でいう「国家」でしかない。近代的意味での「租税」が存在する国家が、「国家」なのである。
    ・WWⅠ以後のオーストリアの救済策は、すなわち「出回りすぎている貨幣を吸収する。」という解釈なのか?少し難解であった。
    ・シュンペーターはマルクスと重なっているところが多いと思わされた。資本主義の構造それ自体がその支柱を破壊すると言う点において、マルクスとシュンペーターは類似している。ケインズは短期的な視点で物をみているが、シュンペーターとマルクスは長期的な視点で資本主義を分析している。シュンペーターは、「成功によって崩壊すると言うことと、失敗によって崩壊すると言う論点に、大きな違いはない。」とまで云っている。

    シュンペーターの文章を読んでいて思ったのが、極めて文章が難解である。しかしながら経済発展の理論に挑みたいところである。
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