タイトルから全編、著者の漂流記に対する思い入れや見解が書かれるのかと思っていましたが、そうした話は最初の三十数ページのみで、主な内容は津太夫の漂流記でした。
この津太夫の話の背景として彼らより先にロシアに漂着していた大黒屋光太夫の名前がチラチラ出てくるので、これが気になって「大黒屋光太夫」も読みたくなってしまいます。
また、津太夫一行の様子は「北天の星」の中では五郎治の視点で書かれています。
津太夫が仙台藩下屋敷に移った時、連日話を聞きに来た大槻玄沢は「冬の鷹」でその人物像が詳しく書かれています。
こうして関連する作品を読み漁るうちに、本棚にどんどん吉村作品が増えて行くのでした。
ただ、本書については「漂流」の中で触れていたアナタハン事件について、まさしく日本の漂流記で、著者が並々ならぬ興味関心を抱いていたことは疑いが無いのに、全く触れていなかったのが少し残念です。
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