この宇宙にいきているんだから、そもそも人間も量子力学で成り立っているよなぁ・・・って疑問を解消したくて買いました。結局わかりませんが・・・でも楽しい!
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量子力学で生命の謎を解く Kindle版
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これが、21世紀の生命科学だ!
渡り鳥は、どのようにして目的地までの行き方を知るのか。サケはなぜ3年間の航海を経て、生まれて場所にもどれるのか。我々の意識はどのように生まれるのか。そして、生命の起源とは。量子力学が明らかにする生命現象の畏るべき秘密。
●目次
第1章 はしがき
第2章 生命とは何か?
第3章 生命のエンジン
第4章 量子のうなり
第5章 ニモの家を探せ
第6章 チョウ、ショウジョウバエ、量子のコマドリ
第7章 量子の遺伝子
第8章 心
第9章 生命の起源
第10章 量子生物学:嵐の縁の生命
渡り鳥は、どのようにして目的地までの行き方を知るのか。サケはなぜ3年間の航海を経て、生まれて場所にもどれるのか。我々の意識はどのように生まれるのか。そして、生命の起源とは。量子力学が明らかにする生命現象の畏るべき秘密。
●目次
第1章 はしがき
第2章 生命とは何か?
第3章 生命のエンジン
第4章 量子のうなり
第5章 ニモの家を探せ
第6章 チョウ、ショウジョウバエ、量子のコマドリ
第7章 量子の遺伝子
第8章 心
第9章 生命の起源
第10章 量子生物学:嵐の縁の生命
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2015/9/15
- ファイルサイズ31151 KB
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商品の説明
出版社からのコメント
全国学校図書館協議会選定図書
<訳者あとがき>より一部抜粋
本書は、近年になって著しい進歩を見せている量子生物学を紹介した本である。
量子生物学とはその名のとおり、生物の持つ量子力学的な性質を研究し、
量子力学を使って生命現象を解き明かす学問のことである。
本書では、生物の持つさまざまな謎を取り上げ、
量子力学の不気味な世界について平たく解説しながら、
その量子力学を使ってどのようにして生命の謎を解決できるかをひもといている。
量子生物学が対象としている生命現象は多岐にわたる。
本書ではそのような生命現象の例として、酵素作用、
光合成や呼吸、嗅覚や磁気感覚、遺伝を取り上げている。
その多くは、生物が生きる上でどうしても欠かせない基本的な作用で、
そこに量子力学が決定的な役割を果たしていることがいまや明らかとなっている。
さらに本書ではもっと踏み込んで、人間の精神活動、生命の起源、
そして生と死の違いもまた、量子力学に基づいて説明できるのではないかと説いている。
それらについては現段階では仮説にすぎないが、
最近になって実験的な傍証が得られはじめているものもあり、
真剣に耳を傾ける価値はおおいにある。
古典的なレベルで説明できないこれらの現象を、
さらに基本的な量子力学のレベルで説明しようというのは、
現代科学として正しいアプローチと言えるだろう。
<訳者あとがき>より一部抜粋
本書は、近年になって著しい進歩を見せている量子生物学を紹介した本である。
量子生物学とはその名のとおり、生物の持つ量子力学的な性質を研究し、
量子力学を使って生命現象を解き明かす学問のことである。
本書では、生物の持つさまざまな謎を取り上げ、
量子力学の不気味な世界について平たく解説しながら、
その量子力学を使ってどのようにして生命の謎を解決できるかをひもといている。
量子生物学が対象としている生命現象は多岐にわたる。
本書ではそのような生命現象の例として、酵素作用、
光合成や呼吸、嗅覚や磁気感覚、遺伝を取り上げている。
その多くは、生物が生きる上でどうしても欠かせない基本的な作用で、
そこに量子力学が決定的な役割を果たしていることがいまや明らかとなっている。
さらに本書ではもっと踏み込んで、人間の精神活動、生命の起源、
そして生と死の違いもまた、量子力学に基づいて説明できるのではないかと説いている。
それらについては現段階では仮説にすぎないが、
最近になって実験的な傍証が得られはじめているものもあり、
真剣に耳を傾ける価値はおおいにある。
古典的なレベルで説明できないこれらの現象を、
さらに基本的な量子力学のレベルで説明しようというのは、
現代科学として正しいアプローチと言えるだろう。
著者について
●ジム・アル=カリーリ Jim Al-Khalili
英国サリー大学の理論物理学教授。原子核物理学と並行して量子生物学の研究をおこなっている。
一般向けの科学書を多数執筆しており、邦訳に『物理パラドックスを解く』(SBクリエイティブ)、
『見て楽しむ量子物理学の世界』(日経BP社)などがある。br> テレビやラジオの科学ドキュメンタリー番組の案内役も務める。
王立協会のマイケル・ファデラー賞や大英帝国勲章などを受賞。
●ジョンジョー・マクファデン Johnjoe McFadden
英国サリー大学の分子生物学教授。
遺伝病や感染症の研究を経て、現在は病原微生物の遺伝の研究とともに、
量子生物学やシステム生物学の研究をおこなっている。
著書に『量子進化―脳と進化の謎を量子力学が解く!』(共立出版)がある。
●水谷 淳(みずたにじゅん)
翻訳者。訳書に、『数学の秘密の本棚』『数学で生命の謎を解く』『数学は世界を変える』
『数学ミステリーの冒険』『どんな数にも物語がある』(以上、SBクリエイティブ)、
『人工知能 人類最悪にして最後の発明』(ダイヤモンド社)、
『物理学天才列伝(上・下)』(講談社ブルーバックス)などがある。
英国サリー大学の理論物理学教授。原子核物理学と並行して量子生物学の研究をおこなっている。
一般向けの科学書を多数執筆しており、邦訳に『物理パラドックスを解く』(SBクリエイティブ)、
『見て楽しむ量子物理学の世界』(日経BP社)などがある。br> テレビやラジオの科学ドキュメンタリー番組の案内役も務める。
王立協会のマイケル・ファデラー賞や大英帝国勲章などを受賞。
●ジョンジョー・マクファデン Johnjoe McFadden
英国サリー大学の分子生物学教授。
遺伝病や感染症の研究を経て、現在は病原微生物の遺伝の研究とともに、
量子生物学やシステム生物学の研究をおこなっている。
著書に『量子進化―脳と進化の謎を量子力学が解く!』(共立出版)がある。
●水谷 淳(みずたにじゅん)
翻訳者。訳書に、『数学の秘密の本棚』『数学で生命の謎を解く』『数学は世界を変える』
『数学ミステリーの冒険』『どんな数にも物語がある』(以上、SBクリエイティブ)、
『人工知能 人類最悪にして最後の発明』(ダイヤモンド社)、
『物理学天才列伝(上・下)』(講談社ブルーバックス)などがある。
登録情報
- ASIN : B015FKYIAC
- 出版社 : SBクリエイティブ (2015/9/15)
- 発売日 : 2015/9/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 31151 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 410ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,703位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 9,877位科学・テクノロジー (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2024年9月14日に日本でレビュー済み
「量子力学」と「生命」とをいきなり並べると、直観的にはそんなの関係あるのか?とふと思うのも自然だが、少し落ち着いて冷静に考えると、密接な関係があるのはごく当然だと思える。
量子力学は物理学のひとつの分野で、20世紀も4分の1を過ぎてから確立してきた比較的新しい科学である。量子力学は、私たち人間の生活感覚ではとうてい想像しがたいミクロな世界を支配する物理であり、日常生活では縁が薄いようにも感じる。しかし、あらゆるモノの「ファイン」なところ、ミクロなところでは中心的な科学であり、その意味では生命や生物という分野は、とても微細なミクロな領域を扱うので、量子力学が大きく関与してくるのは何の不思議もない。
そもそも化学のかなりの領域に、量子力学が深く関与する。化学結合、化学的励起、化学変化など化学の基本的な振る舞いに量子力学的考察・分析が広く深く関わる。
生命現象、生物化学、生物生理学では、とても小さな領域での物質の振る舞いが主役となるので、量子力学的アプローチが必須になるのは当然と言える。
コマドリが、数千キロを超える長距離の旅を、その体内に有する微弱な地磁気の検出能力で達成している。イソギンチャクの脚の間に生息するごく小さな魚たるクマノミ、また大海を回遊するサケが、海洋中のかすかな臭いを敏感にかぎ分けて、とてつもない遠方を間違えずに旅する。蝶のオオカバマダラは、敏感な視覚・嗅覚に加えて体内時計を持っている。植物の葉緑素が驚くべきエネルギー効率で光合成を実現している。などなどの驚くべき実例が列挙される。
これらの生物の驚くべき能力を実現しているのが、生物組織の微小領域で働く量子現象、すなわち量子トンネル効果、量子コヒーレンスのなかの量子もつれ、量子効果が主たる貢献をしている酵素などの働きによるのである。
この本に紹介されているめざましい成果は、30~40年以内の新しいものが多い。しかし、この書でも登場するリチャード・ファインマンは、半世紀以上前に記した高名な『ファインマン物理学』で、すでにそのような事態を見通していた。ファインマンは、シュレーディンガー方程式など物理の基本方程式を実際に計算して解くのは、物理屋だけではない、むしろ物理の専門家は数学的に説きやすい計算を優先するのに対して、化学者(物理化学者)は、化学的見通しのもとに大胆な(冒険的な)近似をものともせず難解な方程式に挑戦し、とても有用な計算を成し遂げる、と言明していて、量子力学の化学分野、生物化学分野への大きな波及・発展を予測していた。
この書で唯一、「ヒトのこころと量子力学」に関する論考のみは、議論の前提となるべき「こころ」の定義があいまい過ぎて、意味のある議論になっていない。「結びつけ問題=脳が得たさまざまな領域に情報が、意識のなかでどのように一つに結びつけられるのか」という程度の定義では、論理的に不安定過ぎてよくわからない。
できるだけ門外漢の人たちにもわからせようとの努力は感じられるし、それをかなり達成していると思うので、まずまず良書だと思う。
量子力学は物理学のひとつの分野で、20世紀も4分の1を過ぎてから確立してきた比較的新しい科学である。量子力学は、私たち人間の生活感覚ではとうてい想像しがたいミクロな世界を支配する物理であり、日常生活では縁が薄いようにも感じる。しかし、あらゆるモノの「ファイン」なところ、ミクロなところでは中心的な科学であり、その意味では生命や生物という分野は、とても微細なミクロな領域を扱うので、量子力学が大きく関与してくるのは何の不思議もない。
そもそも化学のかなりの領域に、量子力学が深く関与する。化学結合、化学的励起、化学変化など化学の基本的な振る舞いに量子力学的考察・分析が広く深く関わる。
生命現象、生物化学、生物生理学では、とても小さな領域での物質の振る舞いが主役となるので、量子力学的アプローチが必須になるのは当然と言える。
コマドリが、数千キロを超える長距離の旅を、その体内に有する微弱な地磁気の検出能力で達成している。イソギンチャクの脚の間に生息するごく小さな魚たるクマノミ、また大海を回遊するサケが、海洋中のかすかな臭いを敏感にかぎ分けて、とてつもない遠方を間違えずに旅する。蝶のオオカバマダラは、敏感な視覚・嗅覚に加えて体内時計を持っている。植物の葉緑素が驚くべきエネルギー効率で光合成を実現している。などなどの驚くべき実例が列挙される。
これらの生物の驚くべき能力を実現しているのが、生物組織の微小領域で働く量子現象、すなわち量子トンネル効果、量子コヒーレンスのなかの量子もつれ、量子効果が主たる貢献をしている酵素などの働きによるのである。
この本に紹介されているめざましい成果は、30~40年以内の新しいものが多い。しかし、この書でも登場するリチャード・ファインマンは、半世紀以上前に記した高名な『ファインマン物理学』で、すでにそのような事態を見通していた。ファインマンは、シュレーディンガー方程式など物理の基本方程式を実際に計算して解くのは、物理屋だけではない、むしろ物理の専門家は数学的に説きやすい計算を優先するのに対して、化学者(物理化学者)は、化学的見通しのもとに大胆な(冒険的な)近似をものともせず難解な方程式に挑戦し、とても有用な計算を成し遂げる、と言明していて、量子力学の化学分野、生物化学分野への大きな波及・発展を予測していた。
この書で唯一、「ヒトのこころと量子力学」に関する論考のみは、議論の前提となるべき「こころ」の定義があいまい過ぎて、意味のある議論になっていない。「結びつけ問題=脳が得たさまざまな領域に情報が、意識のなかでどのように一つに結びつけられるのか」という程度の定義では、論理的に不安定過ぎてよくわからない。
できるだけ門外漢の人たちにもわからせようとの努力は感じられるし、それをかなり達成していると思うので、まずまず良書だと思う。
2024年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学者にオススメされて購入しました。生命活動も量子力学の観点で説明することができる。量子力学は面白いですし当然だなと。
2023年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生命現象の広い範囲での量子力学の重要性を述べた野心的な本である。自分は生物学にはある程度精通しているものの量子力学には疎く、また量子生物学という存在は全く知らなかった。そういう意味では見聞を広げることができたし、さらに量子力学の基礎知識も習得することができた。しかし、各章ではそれぞれの生命現象のバックグラウンドの説明に多くの紙面を割いた挙句、量子力学との関連の証拠が極めて脆弱だったり、主要な役割を果たしているわけではないという例も多々あった。また本の後半は著者の妄想というか期待の部分がメインであるようでやや期待はずれな感があった。一般読者のために様々な比喩を用いた説明をしているが、かえって分かりにくくなっているところが多かったようにも思う。
2024年9月6日に日本でレビュー済み
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光合成の仕組み、鳥がどうやって方向を検知するか、匂いの謎、脳は何をやっているか、またそれらに対して量子がどう活躍しているのかという本当に興味が尽きない内容がてんこ盛りです。ただ化学式や化学の難しい説明が随所に出現し、高校時代に化学のテストがほぼ0点だった私にとって、読んでいるとすぐに眠くなってしまう箇所がやたら多いです。物理は好きなんですが。
2020年4月19日に日本でレビュー済み
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生命の持つ機能に量子力学が関与していることを科学的に分析している。
2024年2月13日に日本でレビュー済み
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量子生物学の入門(本当に入り口だけ)。最近、怪しげな治療の中で「波動」「量子」という言葉を使って権威付けをする手口があるけど、本当に量子生物学に基づいた説明がないのが良くわかる。