『ゆたか作業所――障害者に働く場を』
清水 寛・秦 安雄 197502 ミネルヴァ書房,235p.
last update:20210730
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清水 寛・秦 安雄 197502 『ゆたか作業所――障害者に働く場を』,ミネルヴァ書房,235p. ISBN-10:4623009335 ISBN-13:978-4623009336 1800+
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[kinokuniya] ※ w0105
■内容
Amazon HPより
労働を通じて障害者の生活の安定と人格発達向上をめざす「ゆたか作業所」は、全国の障害者・関係者に大きい波紋を与えている。その歩みと実態をいきいきと伝え大きな感動を呼びおこす。2019年に設立から50年を迎えるのを機に、「ゆたか福祉会50年をふりかえり」(ゆたか福祉会 理事長 鈴木清覺)、「ゆたか100周年に向かって、仲間たちと新たな大道を切り拓こう」(埼玉大学名誉教授、全国障害者問題研究会顧問 清水 寛)、「輝き増す最初の一滴」(きょうされん専務理事 藤井克徳)の3氏の寄稿を加え復刊。
■目次
「生きる喜びの源泉」として(清水 寛)
第1章 ゆたかの仲間
1 ゆたか作業所の一日
2 「ゆたか」で働く仲間たち
3 みんなで支え、つくりあげている確信
第2章 「ゆたか」のおいたち
1 ゆたか作業所の前身「グッドウイル工場」
2 グッドウイル工場での一年をふりかえって
3 親会社倒産と新しい作業所づくり
4 ゆたか共同作業所
5 要求を自治体へ
6 社会福祉法人化を実現して
7 ゆたか作業所の生産活動
第3章 渦をつくる楽天主義者たち
1 そのとき指導員といわれる人たちは
2 熱っぽくきびしい職員会議
3 現場職員の様子
4 安心して休める保障を研修を
5 新しい労働者像を求めて
6 仲間にあった作業場面での指導を
7 私自身のヘンシン
第4章 ゆたか日曜学校の実践
第5章 点から線へさらに面へ
1 地域に根ざした作業所とするために
2 働く人びとや各種団体への運動の広がり
3 ゆたか親の会の取り組み
4 愛障懇と「ゆたか」の取り組み
5 本山革新市長の誕生へ
6 点から線へ
補章 ゆたか作業所の意義と課題(秦 安雄)
1 「精神薄弱」者の人格の発達ー解放の実践
2 ゆたか作業所の取り組みの教育的意義
3 障害者福祉の発展をめざして
4 労働権の保障をめざす実践
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:宮内 沙也佳