『サリヴァン治療技法入門』
Chapman, A.H. 1978 The Treatment Techniques of Harry Stack Sullivan,Brunner/Mazel.
=19790914 作田 勉 監訳,星和書店,281p.
last update:20170730
■Chapman, A.H. 1978
The Treatment Techniques of Harry Stack Sullivan,Brunner/Mazel.
=19790914 作田 勉 監訳 『サリヴァン治療技法入門』,星和書店,281p. ASIN:B000J8EQ1C 2900+
[amazon]/
[kinokuniya] ※ m
■内容
本書:カバーより
本書には、サリヴァンの治療技法が具体的に、わかりやすく述べられている。サリヴァン独特の用語には明確な定義が与えられている。一般にサリヴァンの著書を読むときは、読者自身が、それらの本を自分なりに編集し直す心構えで取り組む必要がある場合が多い。ところが本書においてチャップマンは、サリヴァンの多くの著書に分散して記述されている精神療法技法を集め、わかりやすく編集し直し、さらに簡単な実例をあげて直ちに実地に応用できるようにまとめられている。
ともあれ、これまで断片的にしか我が国に紹介されてこなかったサリヴァンの精神療法技法が、今回はじめて総合的に紹介されたわけである。
■目次
第一章 面接において治療者が行なったり、語ったりする事柄――関与しながらの観察 Participant Observation
第二章 意識と無意識
第三章 不安の処理とコミュニケーション(伝達)の流れ
第四章 安心操作とセルフシステム(自己組織)
第五章 定式化と仮説の検定:合意的妥当性確認
第六章 ダイナミズム
第七章 治療と日常生活におけるバラタクシス的歪曲
第八章 精神療法における特殊な言語的および非言語的技法
第九章 精神療法上の種々の諸問題をとり扱うための方法
第十章 面接の構造化
第十一章 ハリー・スタック・サリヴァンの著作についての読者への指針
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岩�ア 弘泰