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『銀の杖』

吉沢 久子・早川 一光 編 19820620 自由企画・出版,223p.


■吉沢 久子・早川 一光 編 19820620 『銀の杖』,自由企画・出版,223p. ASIN: B000J7H4I0 [amazon] ※

■引用

早川 一光・吉沢 久子 「対談」,吉沢・早川編[1982:175-212]

「吉沢 そういうことにちじっと耐えながら、呆けというのは治るのか治らないのかを考え、今後もし自分があのような立場になったら、安楽死を求める心境になりましたよ。 早川 呆けは治りにくいし、又、たとえ治らないでもよろしい。呆けることが安楽死ですもの。
 先程、先生とぼく合意しましたがな。自食か死ぬことをわからずに死んでいくこと、これは自然の安楽死。薬を一服もることは安楽死でもなんでもない。自然はちゃんと安楽死を用意してくれています。それは生きぬくことです。先生のお姑さんのように。あれが安楽死なんです。」(吉沢・早川[1982:199])

■言及

◆立岩 真也 2014/09/01 「早川一光インタビューの後で・1――連載 103」『現代思想』41-(2014-9):-


UP:20140806 REV:20140814  QLOOKアクセス解析
早川 一光  ◇老い  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK

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