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『新 ルポ・精神病棟』

大熊一夫 19850601 朝日新聞社,274 p.


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大熊 一夫 19850601 『新 ルポ・精神病棟』朝日新聞社,274 p. ISBN-10: 4022553553 ISBN-13: 978-4022553553  950 [amazon]→朝日文庫,331p. ISBN-10: 4022604948 ISBN-13: 978-4022604941 [amazon][kinokuniya] ※ m

■内容(「BOOK」データベースより)

弱者を利潤追求のタネにする宇都宮病院のでたらめぶりは、1984年3月に発覚した二つのリンチ怪死事件によって、内部の日常的暴力・患者の奴隷労働・院長一族の法人私物化などで次々と明らかにされた。本書では、その実態を詳細にルポする一方、良心的な病院が解放病棟で、患者の社会復帰をも含めた治療の道を探りつつある動きを紹介し、精神病棟の未来図を描く。

■目次

第1部 検証宇都宮病院
 松葉杖の訪問者
 奇怪な死2件
 白衣の患者
 “研究のお相手”たち
 悪徳の条件
 裁きの場で
 資料石川文之進被告に対する一審判決
第2部 「宇都宮病院」をなくすために
 入院51回!
 アルコール症専門病院
 分裂病の軌跡
 吹き抜けのある病棟
 十人力の病棟
 実名で生きる

■言及

◆立岩 真也 2002/05/25 「大熊一夫の本」(医療と社会ブックガイド・16),『看護教育』2002-05(医学書院)

 ※は生存学資料室にあり


UP:20071221 REV:20081031, 20090712 
大熊 一夫  ◇宇都宮病院事件  ◇精神障害/精神障害者文献  ◇BOOK