『旅立ちの朝に――愛と死を語る往復書簡』
曽野 綾子・アルフォンス デーケン 19851110 角川書店,267p.
■曾根 綾子・
アルフォンス デーケン 1985 『旅立ちの朝に――愛と死を語る往復書簡』,角川書店,267p. ISBN-10:4048831887 ISBN-13:9784048831888 \1000
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■内容
誰しもいつかは死に直面しなければならない。死を考えることは、生きることを考えることであり、死を語ることは、愛を語ることに他ならない。―過去に2度の自殺未遂をおこした母親が83歳で安らかに旅立って行ったことを知らせる曽野綾子氏の第1信に始まり、「死学」の創始者デーケン神父が「死への準備教育」の必要性を説いた第20信に終わる、作家と哲学者の示唆深い往復書簡集
■目次
第一信
さわやかな朝に
危機と挑戦
第二信
死に向かう意識
敵の兵士に手を差し伸べた日
第三信
讃美する旅人
愛の言葉
第四信
サハラの旅
旅は道づれ
第五信
満月の砂漠で
死への準備
第六信
部分的な死
にもかかわらず笑いを忘れず
第七信
母の墓碑銘
再会への期待
第八信
神様のねぎらい
天国での幸福
第九信
楽しい別れ
幸福をもたらすもの
第十信
愚かささえも祝福される
さよならは別れを受け取ること
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
本岡 大和