『進路の壁をのりこえて――みんなで地元の高校へ』
阿部 靖子 19860125 現代書館,205p.
last update: 20110323
■阿部 靖子 19860125 『進路の壁をのりこえて――みんなで地元の高校へ』,現代書館,205p. ISBN-10: 4768433278 ISBN-13: 978-4768433270 \1470
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[kinokuniya] ※ d04 e19
■内容
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[外部リンク]現代書館HPより
進路による輪切り教育をのり越えようと,高槻のある中学校3年のクラスで,被差別部落の生徒,在日朝鮮人生徒,障害児,そして健常児が共に地元の高校入学を目指し,お互いに語り合い,励まし合った日々を教師と生徒の「生」を通して綴る.
■目次
まえがき 5
I 三年五組のスタート 12
はじめに 12
1 始業式――最初の出会い 15
2 決意を語る――自己紹介 17
3 クラス全員が役割を担って 19
4 本当の友達をつくりたい――修学旅行 23
II 勉強わからん,教えてや――学習会始まる 32
III 本名宣言は差別と闘うこと――在日朝鮮人問題 45
IV みんなが一つになって――生徒会行事時に取り組む 62
1 コーラスコンクール 62
2 文化週刊 69
3 体育大会 79
V 今どう生きるか考えなあかん――進路問題を考える 92
1 クラスを見つめ直そう 94
2 班学習高まる 98
3 教育はみんなのもの――進路学活 105
4 なんで公立に行けへんねん――進路の悩み 115
5 クラスの様子 129
VI みんな一緒に地元の高校へ――地元集中受験運動 136
1 一人で遠くの高校へ 136
2 地元の高校へみんなと 140
3 地元の高校へ行きたかった 151
4 これからどう頑張るか――みんなの決意 165
VII 子どもと共に生きる教育実践の創造をめざして――地元高校集中受験運動の現状と課題 178
はじめに 178
1 集中受験運動と部落解放運動 181
2 教育理念の問い直し 183
3 集中受験運動の府下への広がり 186
4 公立高校に「障害」児を 188
5 「共に歩む」生活の場 190
6 追指導協議会の発足 191
7 今後の課題について 193
人間としてつきあう教師と生徒たち(日高六郎) 196
あとがき 202
■引用
■書評・紹介
■言及