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『障害児教育にチャレンジ8 こうすれば伸びる 自閉症児の指導法』

上岡 一世 199203 明治図書,110p.

last update:201600902

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■上岡 一世 199203 『障害児教育にチャレンジ8 こうすれば伸びる 自閉症児の指導法』,明治図書,110p. ISBN-10:4-18-014915-x ISBN-13: 978-4-18-014915-5 1400+ [amazon][kinokuniya]欠品 ※ ds/ds

■内容

[amazon]より

 自閉症児の対応にはさまざまな困難や試行錯誤を伴うが、
指導法さえ間違えなければその子は必ず伸びる。
 伸びないのはその子に原因があるのではなく、親や教師な
ど自閉症児を取り巻く人の指導法、対応方法が間違っているからだ、
と著者は言う。
 では、どのような指導を行っていけばいいのか。
 自閉症児の社会的自立を図っていくための具体的な指導法を解き
明かしたのが本書だ。

 まず、「自閉症の基本障害」として、障害の特徴や自閉症の原因
を解説。続く「指導の基本」では、自閉症児に対する心構えや基本
的な考え方として、家庭指導を重視すること、社会的自立という目
標は絶対に放棄してはいけないこと、社会的なスキルを身につけさ
せることの必要性を説く。
 そして、「具体的指導法」として、身辺自立のための指導、教科
指導、生活の自立のための指導について、衣服の着脱、排泄、食事、
買い物、通学などの項目別に、具体的なプログラムなども交えなが
らていねいに解説している。
 さらには、パニックや多動・徘徊、他人への危害など、自閉症児
の異常行動にどのように対処すればいいのかについて述べている。

 これら指導法、対処法は、著者が親とともに取り組み、成果を得
た実践事例に基づいているだけに説得力を持つ。自閉症児を自立さ
せるためには相当の努力が求められるが、愛情を持って根気強く指
導を続ければ必ず成果が出ると訴える著者の言葉は、自閉症児を持
つ親や関係者を大いに励ましてくれるに違いない。
 (清水英孝)

■目次

�T章 自閉症の基本障害
�U章 指導の基本
�V章 具体的指導法
�W章 異常行動の軽減法

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岩�ア 弘泰
UP:20160902 REV:
障害学(Disability Studies) 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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