『アダルトチルドレンの心理学――なぜあなたは大人になりきれないのか?』
荒木 創造 19971128 日本文芸社,271p.
■荒木 創造 19971128 『アダルトチルドレンの心理学――なぜあなたは大人になりきれないのか?』,日本文芸社,271p. ISBN-10: 4537025956 ISBN-13: 978-4537025958 1300+
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内容(「BOOK」データベースより)
アダルトチルドレンとは決して特殊な人間ではない。経済的に豊かな先進国ではどこにでも見られる、この世紀末にはごく一般的な人たちである。アダルトチルドレンとは人を愛することができずに、ただひたすら愛されることを求めてしまう、どこか子供のままで、大人になることに失敗した人たちである。この過剰にすべてがあふれる時代にあって、わたしたちはみな窒息状態となり、なにか大事なものを失ってしまったのじゃないだろうか。この失ったものをもっとも敏感に感じ取るのは、いつも次世代を担う子供たちである。そして、子供たちは成長することを拒否し始めた。わたしたちが失ってしまった大事なものとはなんなのか、子供たちが成長することを拒否するとはどういうことなのか、その結果なにが生まれてきたのか、そんなことを説明、分析し、解明しようというのが本書の狙いである。
内容(「MARC」データベースより)
恋愛するのが怖い。だれも愛せない。結婚できない。夫・妻・子供と心が通わない…など様々な事例を紹介しながら、すべてに対して「過剰」な現代という時代と日本人の姿を分析、失われた大切なものを探る。〈ソフトカバー〉
■目次
第1章 愛を求めて―母の呪縛との対決
第2章 アダルトチルドレン―成熟し損なった大人たち
第3章 なぜ彼らは結婚に不向きなのか
第4章 アダルトチルドレンの信仰と狂気
第5章 アダルトチルドレンを量産する日本の社会
第6章 職場でのアダルトチルドレンとカウンセリングの功罪
エピローグ 酒鬼薔薇君について