2010年6月15日
サッカー・ワールドカップ(W杯)日本―カメルーン戦を生中継したNHK総合テレビで、デジタル放送の音声が一時、ほとんど聞こえなくなる障害が15日未明起きた。関東・甲信越地区を除く各地で、試合終了後の選手のインタビューの声が平均5分ほど途切れた。NHKで原因を調べている。アナログ放送には問題がなかった。
途切れた時間は北海道地区で7分26秒、東北地区で4分4秒、東海・北陸地区で3分46秒。最長は近畿地区で10分50秒だった。放送局ごとに、音声送出を別系統に切り替えて復旧したという。NHKには15日夕までに電話とメールで約670件の苦情が寄せられた。(村瀬信也)