【対話の場作りをする人向け】アイデア出しから決定までスムーズに運びたいなら”ワークショップ”ではなく、”ワークアウト”がオススメ

こんにちは。スタッフの得津です。

ぼくは天ぷらが大好きです。特に、熱々できたての天ぷらなんて大好物です。
でも、どんな食べ物もそうですが、熱々が美味しい物は冷めてしまうと美味しくありません。
よくある対話型のワークショップでも同じです。

みんなで話し合って、生み出したアイデアは生まれた瞬間は熱々で、すごい良い感じに思えるんです。でも、そのアイデアを「後日検討」や「メンバーや上司と相談」という形でお持ち帰りしてしまうと、アイデアが結局実行されずに終わったり、熱が冷めてしいなんとなくスルーされてしまったりということはありませんか。

できたて熱々のアイデアが冷めてしまい、「なんかもういいや…」とスルーされず、みんなで話し合ってすぐ決まる形のワークを先日勉強しました。

ワークアウトというものです。

このワークアウトの決断の早さはすごいです。マネーの虎と同じくらいです（笑）

そもそもワークアウトとは

GEの元CEOジャック・ウェルチが提唱した、組織の問題解決を速やかに実現するための方法です。これをやれば、時代の変化に速やかに対応できる組織に変革できます。

討議すべきテーマを選び、意思決定できるリーダーと取り組むにふさわしいメンバーを部門横断的に集めます。このチームは解決策を考えだして提案をまとめ、リーダーはその場で承認可否を決定します。この話し合いの部分がまさにワークショップなのですが、リーダーの承認という要素が入っていることが大きな特徴です。リーダーにすばやい意思決定を課すことで、「決めるべき上司が決めてくれないから動けない」状態を脱し、組織にスピードある実行力を浸透させていこうというのです。このことを、リーダーとメンバーの双方にしっかり理解してもらうことが成功の重要なポイントになります。　　　

　（『ワークショップ・デザイン』より）

読んでいただいてお分かりの事と思いますが、
決めるべきリーダーがいる状態ですすめるので、アイデアが熱々のうちに決めることが出来るのです。

おそらくワークショップに慣れている人なら、少なからずこう思っていませんか？
「ちょっと面白そう。体験してみたい…」

できます！！

４月１６日（土）18時半〜21時
「Playful Company」という、「若手社会人による若手社会人のための仕事充実ジム」体験イベントを行います。この体験イベントにてワークアウトを実施します！

「Playful Company」の詳細ですが、目標はあって努力してるんだけど上手くいかない。自分なりのやり方に限界を感じている。そんな若手社会人のためのコミュニティです。

ここでは、「知る・関わる・決める・つくる・整える」の５つの観点から行われるワークショップを通して、自分が本当にがんばることは何か、目標への新しいアイデアは、そんなことを同世代のメンバーと一緒に考えていきます。

同じような気持ちで頑張ってる人と、一緒にがんばっていきたい。
今の仕事をもっと楽しく面白くやりがいのあるものにしたい。

そんな20代社会人のためのコミュニティ。
それが「Playful Company」です。

今回のプレイベントでは、
「決める」「関わる」をテーマにワークアウトを行います。

相談したいことを出して、それに対して他のメンバーがアイデアを出す。
相談者は質問に答えるだけで口は出さずにじっと話し合いを見守る。
最後に出されたアイデアから、相談者が決断を下す。

これを役割をローテーションして、
みんなが考える側と相談側の役割を行えるようにします。
必ず決めるという行為を行うので、相談側としては「おぉ、やろう」という気持ちになるし、アイデアを考えた側としては「あれからどうなりました？」なんて会話を切り口にお互いの近況報告なんかもして、一度きりの出会いじゃなく、今後も関係を続けていくことだってしやすくなります。

「相談したいことって、特に浮かばな無いけどなんとなく面白そう！」という方も大歓迎です。「自分が相談乗るなんて、専門的な知識もないし、そんなえらくもないし…」と遠慮なさらなくて大丈夫です。自分ではない視点の意見が生まれることが、今回大事にしたいことです。だから、誰もが価値ある参加者なのです。

20代社会人の皆さんの参加をお待ちしています！

■　「Playful Company」体験イベント詳細

日時：４月１６日（土）　18時半〜21時

場所：Think Thank
京都市中京区雁金町373みよいビル202