ロマ佐賀列車に乗って巡る、佐賀の旅へ出発!
2015年3月21日(土)~2015年6月28日(日)の期間、佐賀県を舞台に行われている、スクウェア・エニックスの『サガ』シリーズと佐賀県のコラボレーション企画“ロマンシング佐賀2”。
その企画の一環として、JR九州の佐賀駅-西唐津駅間、西唐津駅-伊万里駅間を、『サガ』シリーズのさまざまなイラスト・ドット絵がデザインされた“ロマンシング佐賀 ラッピング列車”が走る。2015年3月21日には、ラッピング列車の出発式が、佐賀駅にて行われた。
佐賀県知事 山口祥義氏は、出発式が青天に恵まれたことを喜び、また、“スクウェア・エニックスの皆さんに佐賀を大好きになっていただいていること”が何よりもうれしい、とコメント。この“ロマンシング佐賀”の試みを、もっともっと発展させていきたい、と今後への意気込みを語った。
『サガ』シリーズの生みの親であるスクウェア・エニックス エグゼクティブプロデューサーの河津秋敏氏は、「25年前に『魔界塔士サ・ガ』を作ったときに『サ・ガ』と名付けなければ、もし『シ・ガ』だったり『カ・ガ』だったりしたならば、今日ここにはいなかったかもしれない」と語り、“縁を感じる”と述べた。そして、このラッピング列車が運行するなかで、また新しい縁が生まれることを楽しみにしている、と期待を表した。
山口氏と河津氏の挨拶の後に行われたのは、テープカット。山口氏と河津氏に加え、スクウェア・エニックス 代表取締役社長 松田洋祐氏、スクウェア・エニックス プロデューサー 市川雅統氏、イラストレーター 小林智美氏、九州旅客鉄道株式会社 佐賀駅長 春田寿氏が参加し、ロマ佐賀列車の晴れの日を祝った。
その後、駅長に扮した河津氏と春田氏による「出発進行!」の合図とともに、いよいよラッピング列車が発進! 列車に乗り込んだ記者は、河津氏らに見送られながら、唐津を目指すことに。
なお、このラッピング列車に乗り込んだ乗客は約150人とのこと。駅ホームにはもっと多くのファンが訪れていたのだが、列車に乗る派と、旅立つ列車を撮影する派で分かれた模様。ファンにとっても、大いに悩む選択だったに違いない。