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Google、「Google Chrome 45」の安定版を公開。Flash広告は初期状態で停止する方向へ
29件の脆弱性が修正されているので注意
(2015/9/2 14:41)
米Google Inc.は1日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v45.0.2454.85を公開した。「Google Chrome 45」では安定性とパフォーマンスを高めるための内部的な改善が施されたほか、いくつかの新しい機能が追加されている。
また、本バージョンから順次[重要なプラグイン コンテンツを検出して実行する]オプションが初期状態で有効化されるとのこと。このオプションを有効化すると、Webページのメインコンテンツとは直接関係のないプラグインコンテンツの自動実行がブロックされて一時停止状態となり、ユーザーがコンテンツをクリックするまで再生されないようになる。“YouTube”の動画やゲームサイトのFlashゲームなど、そのページのメインとなるプラグインコンテンツは対象外となっており、これまで通り楽しめるという。
この変更により大きな影響を受けるのがFlashベースの広告だが、Googleによると、“Google AdWords”にアップロードされたFlash広告のほとんどは自動的にHTML5へ変換されるため、影響は少ないという。
なお、本バージョンでは29件の脆弱性が修正されているので注意。修正された脆弱性の深刻度の内訳は、同社の基準で4段階中上から2番目の“High”が6件、上から3番目の“Medium”が4件などとなっている。
「Google Chrome」はWindows XP/Vista/7/8/8.1/10および64bit版の7/8/10に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac/Linux版も用意されている。
ソフトウェア情報
- 「Google Chrome」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10および64bit版の7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 45.0.2454.85(15/09/01)