これも時代の流れかー...。寂しいですのう。
全世界のCLUBで今も活躍する、ダイレクトドライブターンテーブルの名機といえばテクニクス(パナソニック)のSL-1200シリーズ。1972年から脈々と受け継がれ、進化していったこのモデルにも終わりの日がきてしまうそうです。
ディスクユニオン渋谷CLUB MUSIC SHOPさんのエントリーによるとパナソニックから、
弊社はアナログプレーヤーSL-1200シリーズを1972年に発売し、現在に至るまでDD(ダイレクトドライブ)方式に夜安定した高性能をコンパクトな筺体に収めたことを特徴として末永く愛されてまいりました。しかし、年々販売規模縮小の中、生産体制の維持や部品調達の困難を極め、生産を継続することが厳しくなってまいりました。つきましては、下記の通り生産を終了させていただきたく存じます。
完了モデル
アナログプレーヤー SL-1200MK6
アナログオーディオミキサー SH-EX1200
ステレオヘッドフォン RP-DH1200 / RP-DJ1200
(原文ママ)
との連絡が入ったそうです。何気にRP-DH1200とRP-DJ1200も生産終了ですか!
どんなプレイをしても数秒で元の回転数に戻る強力無比なトルク性能と、シンプルな作りで非常にタフなSL-1200MK6などのシリーズ機はいわば現場仕様の業務用機。溝の状態に合わせて、レコードの鳴らしたいように演奏?してくれるHiFi志向のベルトドライブ機とは違い、どんなアナログもSL-1200調にまとめちゃいますが、メンテナンスが楽なことからご家庭でのリスニング用にもベストな1台。実家にレコードな眠っている、オヤジやおじーちゃんから何十枚もの愛蔵盤を譲り受けたという方、買うなら今が最後のチャンスですよ!
TECHNICS SL-1200シリーズ 生産完了のお知らせ[ディスクユニオン渋谷CLUB MUSIC SHOP]
(武者良太)