タブレットも良いけどウルトラブックも忘れちゃいけません。ThinkPadの新シリーズ、軽量化されたボディにカーボンファイバー製の「X1 Carbon」がアメリカで発表されました。
X1 Carbonは、Lenovoの人気シリーズ「X1」の後継機です。14インチの広いスクリーンに重さは1.36kgで、カーボンファイバー製のお陰でこのサイズのパソコンとしては最軽量レベルを実現しています。スクリーン解像度は1600×900でかなり広々、8GBのDDR3メモリをサポート、64bitのWindows 7proが動作、搭載するCPUはインテルの「Ivy Bridge」とかなりの高スペック。
プレス向けのデモでX1 Carbonを触らせてもらいましたが、かなり素晴らしかったです。1.36kgの軽量ボディに広いスクリーンはとても良い感じだし、Thinkpadのフルキーボードは、コーヒー等をこぼしても大丈夫な仕様でそしてバックライト付き。ディスプレイはただデカいだけじゃなくてマットタイプです(かつてのサムソンが採用していたような)。とにかく、何から何まで質が良いと感じましたね。
例えるならMacbook Air がポーセリンドール(陶磁器の人形)なら、X1 Carbon はケプラーを着たG.Iジョー(兵士のフィギュア)といった感じですか。
X1 Carbonのバッテリー駆動時間は10時間だそうですが、こんだけバッテリーが持てば1日中充電しなくても良いくらいですよね。しかもバッテリーを30分で80パーセント充電できる「RapidCharge」技術も魅力的です。
その他の主な特徴として、720ピクセル解像度のフロントカメラと、ドルビーホームシアターv4が搭載されています。カメラには顔認識機能が付いていますし、ドルビーのマイクシステムは周りの喧騒音を除外して自分の声だけ拾ってくれるので、Skypeミーティングにも最適ですね。
X1 Carbonは、Wi-Fi接続が出来なかった場合の3G接続機能も備えています。
価格はまだ発表されていませんが、今年の夏に発売予定。Lenovoはおそらくオンライン限定で販売するかと思われます。
これはMac派でもかなりくすぐられますね...! Windows派の方でそろそろウルトラブックが欲しいと思っている方は待った方が良さげです。ANDREW TARANTOLA(mayumine 米版 )