やり過ぎはなんでもよくないです。
日本経済新聞によると、同省は携帯料金が高止まりしているのは高額なキャッシュバックが原因であるとして抑制に乗り出すそうです。また、MVNO系通信キャリアへの支援策も検討中なんだとか。
総務省は高額なキャッシュバックによる乗り換え値引き施策を問題視していて、携帯キャリア各社にSIMロック解除を徹底させる案などを検討中だそうです。今は、特定のキャリアのSIMだけを認識するようになっていることが多いので、その場合同じ端末で他社のSIMは使えません。もしこの案が徹底されれば、高額キャッシュバックで端末を売るビジネスモデルが崩れそうです。
また、料金プランにバリエーションが少ないことも問題だと日本経済新聞は指摘しています。パケット定額プランは、月の通信料が7GBで6000円前後が基本。でも、ほとんどのユーザーは月に1〜2GBしか使っていないため「払い過ぎ」の状態にあるそうです。確かに半額で3.5GB…みたいなプランがあってもよさそうですね。
この働きによって日本の通信ビジネスがどうなっていくのか、1人のユーザーとして気になるところです。
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[日本経済新聞]
(塚本直樹)