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「Amazonフレッシュ」キタ! 最短4時間で生鮮品をお届け。“スーパー、お前が来い”が現実に

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    「Amazonフレッシュ」キタ! 最短4時間で生鮮品をお届け。“スーパー、お前が来い”が現実に

    自宅ごもりがはかどるぜ!

    今日4月21日から、Amazonプライム会員向けの新たなサービス、「Amazonフレッシュ」が始まりました。生鮮食料品や日用品・雑貨を最短4時間後に受け取れるこのサービス。以前からアメリカ、イギリスの一部地域で展開されていて、いつ日本で開始するのかと待ち望まれていたのですが、満を持してのスタートとなります。

    配送地域・料金など

    170420amazon-fresh-05.jpg

    ■配送対象エリア
    東京都の港区千代田区中央区江東区墨田区江戸川区6区域(一部エリアを除く)から開始。今後順次拡大していく予定とのこと。

    ■お届け時間帯
    午前8時から深夜0時までの間、2時間ごとのお届け時間帯(合計8枠)から指定可能。注文から最短で4時間後に商品を受け取り可能。
    (例:正午までの注文で16時以降に受け取り)

    ■配送料
    注文額が6,000円(税込)以上の場合、配送料は発生せず。注文額が6,000円(税込)未満の場合は、1回の注文あたり配送料が500円(税込)発生。

    ■フレッシュ月会費
    Amazonプライム会員は、30日間の無料体験に登録可能。その後は月額500円(税込)でAmazonフレッシュを利用可能。

    取り扱い商品

    野菜、果物、鮮魚、精肉、乳製品といった1万7000点以上の新鮮で高品質な食料品のほか、キッチン用品、健康・美容用品、ベビー用品、ペット用品などの日用品・雑貨を含めて、合計で10万点以上の商品を購入可能。

    170420amazon-fresh-01.jpg

    人形町今半の精肉、モンシェールで人気のロールケーキ「堂島ロール」、Oisixの有機野菜など、一般的な食材や日用品だけでなく、専門店の食品・食材も用意されています。また、契約農園から仕入れた採れたての新鮮な野菜や、その日の朝に築地で加工した鮮魚などを販売する「新鮮市」を週に2回開催するとのこと。

    また、届いた商品の新鮮さに満足できなかった場合にカスタマーサービスに電話すると返金してくれる「鮮度保証」、注文商品が在庫切れの場合に代替品を無料で届けるサービスも行なうそう。

    注文方法

    注文はPCサイト、モバイルサイト、スマホアプリから可能。ただし、注文の仕方にはちょっとしたコツがあります。

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    それは「買いたい商品ではなく、先にお届け日時を設定する」ということ。こうすることで、いま届けられる新鮮な食材のなかから選ぶことができるわけです。

    お届け可能な食材の中からは、ワード検索のほか、カテゴリ、産地、ショップで絞り込んで選択可能。

    配送システム

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    冒頭でお伝えしたとおり、東京都の6区から開始される「Amazonフレッシュ」。

    商品は、川崎FC(フルフィルメントセンター)に温度管理ができる専用設備を用意し、一括管理。お届け先へはPrime Nowの配達ネットワークを使用しているそう。

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    配達時には、右側の常温(グレーの取っ手)、冷蔵(グリーン)、冷凍(ホワイト)の3つの紙袋のうち、食材に合ったものに入って届けられます。取っ手の色を見ることで、受け取ったらすぐにどう保管すればいいかがわかるわけです。これを一番左のグリーンの専用ボックスにいれて配達員がお届けしてくれます。この専用ボックスは保冷剤が取り付けられるので配達中に食品が悪くなるのを防ぐ役目を持っていて、このボックスから紙袋を取り出して渡してくれるようです。

    現状、置き配や再配達はせず、手渡しのみ。出荷通知メールを送ったり、前の配達が終わったタイミングでアプリ上で通知したりといったシステム上での対策はとられていますが、手渡しできなかったときは商品を持ち帰り、注文キャンセル扱いにするとのこと。このあたりは性善説にのっとっているなと感じるので、決していたずらなどせぬようにしましょう。

    また、Prime Nowは屋外でも受け取れるということで、Amazonフレッシュはどうなのかと聞いてみたところ、「屋外からの注文はできない」とのこと。ただし、自宅でなくても勤務先などで受け取りは可能だそう。確かに食品が傷んだりしては元も子もないですし。花見やBBQに利用したかった!というひとも現状ではあきらめてくださいね。

    30日トライアル実施中

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    「Amazonフレッシュ」にはAmazonプライムの3,900円(税込)の年会費のほかに、配送料500円(6,000円以上の買い物で無料)とフレッシュ会員費の月額500円というプラスオンがかかります。これをどう思うかはひとそれぞれでしょう。ただし、アメリカの月額は14.99ドルなので、アマゾンジャパンがかなりがんばってるのは間違いない!

    個人的な話をすると、お急ぎ便目当てで始めたAmazonプライムですが、プライム・フォトやプライム・ビデオは日常的に利用していて、いまや欠かすことのできないサービスになっています。そういう意味で、Amazonプライムの3,900円(税込)という年会費は、自分としてはお値打ちだと思ってます。

    そのうえで、買い物に行く手間を省きたい、スーパーがこっちに来い、と思っているひとにとっては「Amazonフレッシュ」は欠かせないサービスになるかもしれません。

    ひとまず東京の対象6区(港区、千代田区、中央区、江東区、墨田区、江戸川区)の方々は、よろこびを噛み締めながら30日間のトライアルをしてみるといいのでは?(残念ながら自分の住所はエリア外でした)

    image: Amazonフレッシュ
    source: Amazonフレッシュ

    (松葉信彦)