個人情報窃盗を狙ったフィッシング詐欺メールの75%以上はPayPalとeBayのユーザーが標的になっているという調査結果を、セキュリティ企業のSophosが7月27日、発表した。
Sophosのスパムトラップの世界ネットワークで2006年に受信した全フィッシングメールを調べた結果、PayPalユーザーからの情報窃盗を狙ったものが54.3%、eBayユーザーの情報窃盗を狙ったものが20.9%を占めていた。
PayPalとeBayが狙われるのは、両サービスが銀行などに比べて世界的に人気があるためだとSophosは解説。両社ではユーザーの啓発に努めているが、ユーザーにとってはまず自分の個人情報保護に関する知識を身に着け、クリックする前に考えることが最善の策だとアドバイスしている。
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