米Adobe Systemsは1月27日、「Adobe Flash Professional CS5」を同日米Appleが発表した新タブレット「iPad」に対応させると発表した。
Flash Professional CS5は、2009年10月5日に同社が発表した非公開β版のFlashオーサリングソフト。「Adobe AIR」および「Flash Player 10」を含むFlash Platformのランタイムのソースコードを使ったアプリケーションをiPhone用にエクスポートできる機能「Packager for iPhone」を持っている。AppleのApp Storeには、同ソフトを利用して開発されたアプリが幾つか登録されている。
同ソフトには複数のスクリーンサイズ、解像度に対応するアプリを開発する機能が既に備わっており、iPad向けのアプリを作成できるが、開発をさらに容易にするためのFlexフレームワーク(コードネーム:Slider)を準備しているという。また、現行のFlash Professional CS5で複数のスクリーンサイズ・解像度に対応するアプリを開発するための方法をブログで紹介している。
Adobeは非公開β版を利用したい開発者に向けて、iphone-prerelease@adobe.comあてにメールで連絡するよう呼び掛けている。
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