任天堂製のBluetoothキーボードが付属するゲームソフト「バトル&ゲット!ポケモンタイピングDS」(5800円)が4月21日に発売された。キーボードは、任天堂の接続保証はないが、iPhoneやAndroid端末にも接続して使えるという。早速購入してiPadで利用してみた。
付属キーボードは264(幅)×113(縦)×20(厚さ)ミリ、重さ約300グラム(単三形乾電池×2本含む)。手に持った感じでは軽い印象。折りたたみ式に比べると携帯性は落ちるが、iPadと一緒にかばんに突っ込んでおく分には問題ない。キーボードには任天堂の保証書も付いている。
Bluetooth 2.0 Class 2対応とあるが、「対応機器以外との接続保証はいたしかねます」とある。以下の記事も、接続を保証するものでないことはお断りしておきたい。
使用したのは3G版iPad、iOSのバージョンは4.2.1。「設定」−「一般」−「Bluetooth」からBluetoothをオンにし、キーボード側の「Fn」キーを押しながら電源スイッチをスライドさせると、「Nintendo Wireless Keyboard」が検出された。指示に従ってキーボード側から数字を打ち込むと認識完了となった。
認識後はまず英語入力モードになっている。日本語入力モードに切り替えるには「ホーム(Ctrlキー右の家のマークのキー)とスペースを同時押し。日本語ローマ字入力モードを選べるようになる。
打鍵感はすこすことそれなりに良好。しばし打ち込んでみたところ、iPad標準のソフトウェアキーボードよりはるかに効率よく文字入力することができた。何よりカーソルキー(矢印キー)が使える快適さはすばらしい。
その辺のカフェでちょっとした書き物をしたいがノートPCを持ち込むにはちょっとヘビー、という気分の時にiPadとこのキーボードはぴったりかもしれないと思った。DSでゲームも遊べてこのお値段なら、個人的にはお買い得でした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR