米Twitterは12月12日(現地時間)の深夜、同日変更したユーザーブロック機能を従来のものに戻したと発表した。多数のユーザーからのフィードバックを受け、「ユーザーが安全でないと感じる機能を提供したくない」ので変更の取り消しを決意したという。
この変更では、サードパーティークライアントにあるミュート機能のように、ブロックした相手のアクティビティをほぼ完全に非表示にすることができるが、ブロックした相手からのフォローやリツイートを阻むことはできなくなっていた。
機能変更直後からTwitter上でも多数の反対ツイートが投稿され、修正の取り消しの公式ブログ公開はわずか4時間後のことだ。
同社プロダクト担当副社長のマイケル・シッピー氏は、「修正の取り消しにより、ブロックされたユーザーはまた自分がブロックされたことを知ることになる。われわれはこれがいい考えだとは思わない」とし、「今後もユーザーを攻撃や報復から守る方法を模索していく」と語った。
「われわれはTwitterを、人々が障壁なく考えや情報を簡単に共有するために作った。このビジョンはユーザーの安全と共存する必要がある」(シッピー氏)
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