写真共有サービスの米Flickrは11月1日(現地時間)、同業の米SmugMugに買収されて以来の大幅なアップデートを発表した。プロの写真家向けサービスによりシフトし、無料版は縮小する。
無料版のユーザーは現在、1TBのストレージを利用できているが、これが来年には写真あるいは動画を1人1000点までしか保存できなくなる。
1000点以上の写真あるいは動画を保存している無料ユーザーは、2019年1月8日までに有料版に移行あるいは超過分をダウンロードしないと、同日以降は写真あるいは動画をアップロードできなくなる。
有料版に移行せず、超過した写真あるいは動画を削除もしなかった無料版ユーザーの超過分の写真あるいは動画は、古いものから2月5日に削除される。
有料版の「Flickr Pro」は年額50ドル(約5630円)だ。
Flickr Proには向こう数カ月中に様々な改善が加えられる。フル解像度の写真および動画を無制限にアップロードでき、広告は表示しない。動画の長さは従来の3分から10分になり、AdobeやSamsungなどのパートナーのディスカウントを利用できるようになる。
さらに、11月30日までにFlickr Proに登録すると、1年間は30%引きになる。
なお、4月に予告していたログインに米Yahoo!へのログインが必要でなくなるのは来年1月の見込みだ。
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