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プレスリリース

プリント

第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)の定常段階移行について

平成24年8月10日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成24年5月18日に種子島宇宙センターから打ち上げた第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)について、計画どおり初期機能確認を終了し、本日、定常観測運用に移行しました。
 今後は、地上観測データとの比較などによるデータの精度確認やデータ補正等を行う、初期校正検証を実施していきます。また、今後の観測の成果については、逐次プレス発表やWEBサイト等でお知らせいたします。(宇宙利用ミッション本部ホームページ http://www.satnavi.jaxa.jp/ )

【「しずく」が観測した台風11号】



図は、平成24年8月7日午前2時半頃(日本時間)に日本の上空を通過した「しずく」が観測した、中国大陸に接近する台風11号による雨の分布の画像です。青色から緑色は弱い雨を、黄色から赤色は強い雨を示しています。背景の灰色から白色のグレースケールは、静止気象衛星「ひまわり」による雲の分布です。雲の分布では明確にわからない台風の目の存在が、「しずく」搭載のマイクロ波放射計では、はっきりと捉えられています。

※下記URLをクリックいただくと、高解像度画像がご覧いただけます。
http://www.satnavi.jaxa.jp/project/gcom_w1/news/2012/120810.html