今回は、インターネットを通じて遠隔地から仕事をするためのコツとして、米Lifehackerの創始者・Gina Trapani直伝の4つのコツをご紹介します。

ポイントは、コミュニケーションスキルを向上させることと、オンラインのツールをうまく使いこなすことです。

1. メールのスキルを磨こう

オンラインで仕事する上で、メールは主たるコミュニケーションツール。明確に簡潔に書くことを心がけよう。得意先や上司からのメールは最優先させできるだけ早く返答すること。返答にはインライン機能を活用するとコミュニケーションがスムーズになる。また、同僚・部下からのメールにもきちんと返信することを忘れずに。

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2. IMやチャットでコミュニケーションできる状態にしよう

リアルタイムのコミュニケーションにはIM(インスタントメッセージ)やチャットはメールよりも効率的。「Googleトーク」や「Yahoo!メッセンジャー」などのオーソドックスなIMツールもいいが、「Campfire」といったウェブベースのグループチャットツールはIMアプリのインストールが不要なので便利。

3. 目的にあったオンラインツールを使おう

複数でファイル編集をする場合はオンラインツールが便利。作成するファイルの種類や目的に応じてツールを使い分けよう。たとえば、プロジェクト管理には「Basecamp」がお勧め。To Doリストの作成・編集や工程表の作成・共有、工数管理にも使える。同様のツールとしては「Pelotonics」もシンプルでグーだ。一方、一般的なオフィスファイル(表シートやドキュメント、スライドショーなど)の作成には「Google Docs」や「Zoho」がお勧め。ナレッジシェアにはwikiベースの「EditMe」や「PBworks」がよい。個人のスケジュール管理やタスク管理ツールとしては「Google Calendar」や「Remember the Milk」がある。

4. ボイスチャットやビデオチャットを設定しておく

オンラインでの仕事では、メールやIMなど、とかく文字ベースのコミュニケーションに頼りがち。とはいえ、実はオフィスの喫煙ルームや給湯室で重要なことが話されるケースが多いことを忘れてはいけない。ボイスチャットやビデオチャットを活用し、ときにはフェイス・トゥ・フェイスに近いコミュニケーションを心がけよう。

いかがでしたか?幸いにもオンラインには便利なツールがたくさんありますので、これらをうまく使いこなし、仕事の生産性向上につなげましょう。

Master the Art of Working Remotely [Harvard Business]

Adam Pash(原文/松岡由希子)