OS X Lionの知られざる新機能トップ10」を先日ご紹介したばかりですが、今回は、この週末にリリースされた5つの隠れ新機能をご紹介しましょう。

 

1. フルスクリーンアプリケーションを使っている時にdockを表示する

Lionのフルスクリーンアプリケーションはすばらしい機能ですが、OSのナビゲーションが隠れてしまい、操作に手間取ることもあるでしょう。フルスクリーンモードの間、アプリを素早く切り替えるためにdockを表示させておくには、画面の下(もしくは左か右、dockのある位置)で、モニタの画面の端から外に出るように動かせば、dockが表示されると「TUAW」に掲載されていました。あまり自然な動きではありませんが、隠れているdockは表示されます。


2. ロック画面に連絡先を表示できる

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Snow Leopardではサードパーティアプリでできていたことですが、Lionではロック画面上に連絡先を付けたメッセージを表示させることができます。万が一MacBookが行方不明になったとしても、これで助かるかもしれません。この機能を使うには、システム環境設定の「セキュリティ&プライバシー」で、「スクリーンをロックしている時にメッセージを表示する」のチェックボックスにチェックを入れ、表示させたい情報を入力しましょう


3. アプリケーションフォルダのアプリを移動できる

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Lionでは、アプリケーションファイルを別のフォルダにドラッグして移動できるだけでなく、アプリケーションフォルダの中の実際のアプリのパッケージはそのままに、新しいフォルダにアプリのエイリアスだけを作ることができます。「Tested」によると、コマンドキーを押したままドラッグしてアプリを簡単に移動させる機能も健在です。


4. スタックでクイックルックを使える

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Snow Leopardがリリースされて以来、スタックとクイックルックは素早くアクセスしたり、新しいウィンドウを開かずにファイルをチェックするための、すばらしいツールです。残念なことに、Lionではスタックからクイックルックが使えなくなってしまったので、Finderの新しいウィンドウを開かなくてはなりません。しかしこれからは、スタックのファイルの上にマウスを乗せてスペースバーを押せば、これまでのようにコンテンツの中身をすぐに見ることが可能です


5. ミッションコントロールのサムネイルをスペースバーでズームインできる

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たくさんのウィンドウを開いたままミッションコントロールでそれぞれの中身を確認するのは難しいです。特に、MacBook Airのような小さな画面ではなおさら。ありがたいことに、ミッションコントロールで中身の見たいウィンドウのサムネイルにマウスオーバーしてスペースバーを押せば、ウィンドウを素早くズームインして見ることができると、「Tested」で明らかにされています。


次々と明らかになるLionの隠れ新機能。今後もどのような新しい機能が判明するのか、ますます楽しみですね。

Shep McAllister(原文/訳:的野裕子)