米LHが選ぶベストなFTPアプリは『FileZilla』

• ファイル転送しやすい「ドラッグアンドドロップ機能」をサポートする、設定の自由度の高いインターフェイス。
• FTPおよび、SSL/TLS (FTPS)・SFTPプロトコルによるFTPに対応。
• 4GBを超える大きいファイルの再開・転送をサポート。
• 複数の接続を開くためのタブ機能。
• 頻繁に使うサーバーのためのシンプルなブックマークシステム。
• 転送スピード制限の設定可能。
• ファイル名のフィルタによる検索機能。
• ディレクトリの比較と同期。
• ネットワーク設定ウィザード。
• リモートファイル編集。

Cyberduckは、FileZillaの代替ツールとしてベスト。Cyberduckは、FileZillaほど多くの機能をサポートしていませんが、シンプルなインターフェイスと抜群の使いやすさは魅力。また、Google DocsやAmazon S3、Rackspace、その他のクラウドサービスにも対応しています。

とはいえ、CyberduckをFTPアプリのベストに選ばなかったのは、このアプリの強みがFTPとは直接関係ないからです。GoogleやAmazonなどのクラウドサービスを管理するには便利ですが、前述のとおり、FTPクライアントとしては、FileZillaほど機能が満載ではありません。ゆえに、ユーザの多様なニーズにより合う選択肢としては、FileZillaほうがよいと考えます。

『WinSCP』は、CyberduckのシンプルさとFileZillaのパワーとの中間に位置するアプリ。定番のエクスプローラーのようなビューや、コンピュータとサーバとの間でファイル転送しやすい、デュアルペインビューが使えます。また、シンプルなセッションマネージャや、コーディングするときに便利なビルトインのテキストエディターもあります。FileZillaほど機能満載でなくてもいいけど、Cyberduckでは物足りない、というユーザさんにはバランスのよい選択肢でしょう。

「FireFTP」は、Firefoxのアドオン。ここで紹介した他のアプリほど機能はありませんが、FTPプロトコルを通じてファイルのアップロード・ダウンロードするだけなら、便利なツールです。また、コンピュータにプログラムをインストールしなくてもよいのもいいですね。