Windows:Webからダウンロードしたベータ版など、安全か確信が持てないソフトウェアを使ってみたいとき『Sandboxie』がおすすめです。砂場のように囲われたテストスペースで色々と「お試し」ができます。使い方は以下の通りです。

  1. Sandboxieをインストール。必要なドライバなどをインストールする際はセーフモードでの起動が必要な場合もありますが、この手順は問題なく終わるはずです
  2. Sandbox加工された(砂場のように囲われた)ウェブブラウザを起動。これは通常のブラウズセッションと平行して作動します。ここからファイルをダウンロードしたり、プログラムをインストールすると、それらはSandbox内に留まります
  3. Sandboxieのメインウィンドウからアプリを起動。Sandbox内のアプリには黄色い枠線が表示されます(冒頭の画像参照)

テストが終了したらシステムトレイアイコンを右クリックし、空にしたいSandboxを選択。「Delete Contents」を選択してSandboxを空にしましょう。これによってインストールされたアプリ、ダウンロードされたファイルが削除され、Sandboxセッションで起こった全ての跡を消し去ったことになります。

また「Quick Recovery」を選択してSandboxからファイルを削除すると、通常のブラウジングでダウンロード、インストールされたファイルやアプリとして使えたりもします。

厳密に言えばSandboxieはマルウェアプロテクションツールではないかもしれません。しかし、システムに影響を及ぼすことなくアプリを試してみたいという場合にはとても便利なものです。

Sandboxie | via Ghacks

Eric Ravenscraft(原文/訳:まいるす・ゑびす)

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