家庭内LANや企業での小規模LANでは、ワークグループを利用したピアーツーピアのLANが殆どだと思う。
しかし、ワークグループを利用したLANでは、10台程度までは良いのだがそれを超えると共有ホルダへのアクセススピードが低下するなど不具合が発生してくる。
サーバー専用マシンを導入してドメインを利用したLANを構築すればパソコンの台数が増えても大丈夫だし固定IPを利用すれば本支店間の遠隔地LANも可能になる。
Windows 2003 Server は、ActiveDirectryと言う概念を使ったドメインでのLAN構築が可能だ。
ActiveDirectryを利用すればファイルホルダ毎にアクセス出来るユーザーを限定したり、パスワードを設定したり出来る。セキュリティの面からもActiveDirectry環境でのLANをお勧めする。
現在では、Windows2003Serverがバンドルされたマシンも10万円程度から購入出来るようになった。OSだけでも8万近くするのに不思議な価格設定だ。
ところが、このWindows Server が不人気なのは、ActiveDirectryを利用した接続するためには、クラアントマシンにWindows XP Professinal が必要とされているからだ。
マイクロソフトのホームページにもそのように記載されている。
HOME edition 搭載のパソコンに比べPro搭載機はは2万円くらい高くなる。
Pro と HOME の違いは、この機能の差が一番大きい。
個人用のパソコンは HOME rdition を持っている人が多く、個人のノートでは社内LANに繋げないといった経験をおもちの方が多いと思う。
ところが!
HOMEでもワークグループ名にドメイン名を入力してやればアクセスは可能だ。
この時、ユーザーIDの入力に“¥¥ドメイン名¥ユーザー名”を入力してアクセスするのだが、ここでユーザー名の設定にちょっとした裏技が必要だ。
また更に、ファイルサーバーには、いちいちユーザーIDを入力しなくてサーバー機にアクセス出来る方法がある。
パソコンに疎い人がいる環境では毎回ユーザーIDとパスワードを入力してアクセスしていては億劫だ。前述のようにフォルダ毎にアクセスユーザーに制限を掛けられるのでセキュリティ上も安心だ。
この裏技は、現状では公開出来ない。
なぜなら、今出来ていることが、OSのアップグレード等によって出来なくなってしまっては困るからだ。
もし、ActiveDirectory環境でHOME editionからも接続したい人がいたら直接下のコメント欄にご相談下さい。その祭にはメールアドレスをお間違えないようにお願いします。返事は直接メールにお返しします。
ファイルサーバーでの検証しか行ってないが、おそらくプリントサーバー等も利用出来るだろう。
これでわざわざProfessinalにアップグレードしなくてすみますね!
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