しかし、率直に申し上げて、1年前の時点でのDSへの反応は、賛否両論であったと思います。「異質な商品」と表現した、その斬新さと未知の可能性が評価されると同時に、その一方で、「人間の目は2カ所を同時に見ることはできないので、2画面には意味がないのではないか」、「斬新だが触らないと価値が理解できないので、マーケティングが難しく普及しないのではないか」、「ゲームを触ってこなかった人達、例えば若い女性やシニア層、あるいは、ゲームから離れてしまった層を取り込むといっても、現実には、その狙いの実現は難しいのではないか」というようなご意見もありました。
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