(2003.04.29新規作成。2005.9.11更新。)
たまにはRuby以外のオブジェクト指向言語にも触れてみようと思う。タイトルはかんたんとしているが、内容が平易なのではなく、淡白なだけ。
Objective-Cのメモリ管理 自動解放プールなど。
GNUstep GUIアプリケーションを作る [2015.9] ProjectCenter と Gorm の組み合わせ。
(この節、2005.9.6加筆)
Objective-Cは、C++とはまた違ったアプローチでオブジェクト指向機能をC言語に追加している。現在はCocoa (MacOS X) 専用の感が強いが、Linuxでも使える。
Linux用のObjective-CコンパイラはGCCに含まれている。Fedora Core 4では、GCCバージョン4.0.1。
GCCはただのコンパイラなので、これだけではあまり実用ではない。LinuxでObjective-Cを使う場合は、GNUstepライブラリもインストールする必要がある。
言語として見れば、C++はC言語にいくつかの予約語を加えてつくってもので、見た目(だけは)があまりC言語と変わらないようになっている。Objective-Cは、オブジェクト指向機能の部分が大胆にC言語と違う。
C++は何でもかんでも静的に解決しようとする。いっぽう、Objective-Cでは名前の解決は動的に行う。