2012年10月19日17:12
ブリリアントサービスは、NFC搭載スマートフォンを活用し、水族館などのアミューズメント施設や商業施設で活用できるプロモーションサービスを開発した。まず第一弾として、2012年10月20日から11月11日の期間、大阪の海遊館と一緒にサービスの試験運用をスタートする。
同サービスは、水族館の水槽に貼られたNFCタグに、専用アプリをGoogle PlayからダウンロードしたNFC対応スマートフォンをかざすことで、水槽の中の魚の情報をスマートフォンに取り込むことが可能だ。利用者は、水族館から帰った後でも、情報を取得した魚があたかもアクアリウム(水槽)で泳がせるかのように泳ぎ回らせたり、魚に関する詳しい情報を見返すことができる。
スマートフォン画面内のアクアリウムには、バーチャルな水草や珊瑚などのアイテムを置いて自分らしい水槽にカスタマイズして楽しめる。また、水槽の状態をソーシャルネットワークサービスのFacebookにポストして友達に知らせて楽しむ使い方も可能だ。
さらに、サービス実施の準備はNFCタグを水槽に貼付するだけで、特別な機器の設置やネットワーク構築などの必要がなく、施設側の負担が少ないという特徴がある。
なお、大阪海遊館の実験では、SAG提供のFeliCa LiteシールタイプのNFCタグを使用するという。