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Java 9ではWebブラウザ用のJavaプラグインを廃止。オラクルが発表(追記あり)

2016年1月28日

米オラクルは、2017年3月にリリース予定のJava 9では、Webブラウザ用のJavaプラグインが廃止非推奨になる予定であることを明らかにしました

Moving to a Plugin-Free Web (Java Platform Group, Product Management blog)

Java Platform Group, Product Management blogのブログにポストされた記事「Moving to a Plugin-Free Web」で、次のように記されています。

Oracle plans to deprecate the Java browser plugin in JDK 9. This technology will be removed from the Oracle JDK and JRE in a future Java SE release.

オラクルはJDK 9でのJava用ブラウザプラグインを廃止非推奨(depricate)にする予定だ。このテクノロジは将来のJava SEリリースにおいてOracle JDKとJREから削除されるだろう。

現在、Webブラウザではプラグインそのものが廃止される方向にありますし、WebブラウザにおけるJavaのニーズも大幅に減少しています。また、プラグインをインストールしているWebブラウザでは適切にアップデートしないと脆弱性を抱えるリスクが高まることがJavaプラグインを使わない方向に拍車をかけています。Java 9でのプラグイン廃止非推奨はそうした流れに沿ったものといえるでしょう。

上記のブログの記事では、Javaプラグインをなくす一方で、プラグインフリーでJavaを実行する「Java Web Start」のようなテクノロジの利用を勧めています。

(1/29追記 depricateは廃止ではなく非推奨とすべきではないかという指摘があり、その方が適切でしたので修正します。申し訳ありませんでした)

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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