NTTドコモと日本テレビ放送網(日本テレビ)は、有限責任事業組合(LLP)D.N.ドリームパートナーズを共同で設立すると発表した。ワンセグをはじめとして、モバイル向けの動画コンテンツの制作と投資を行う。 今回のLLPの設立は、両社が携帯電話とテレビ番組が連携したサービスを共同で検討することで業務提携を締結したことによるもの。設立は4月3日(月)で、存続は7年が予定されている。出資額は、両社それぞれ50億円。 具体的には、(1)ワンセグのデータ放送とiモードなど、放送と通信が連携したあらたなサービスの導入(2)日本テレビの動画コンテンツを、NTTドコモのVライブやiモーションなどに提供(3)日本テレビが提供するイベントにおけるおサイフケータイの活用 の3つがあげられている。 なおNTTドコモは、1月にフジテレビジョンに207億円を出資。2.6%の株式を取得するなど、ワンセグ放送の開始に向けてさまざまな放送局と手を組んでいる。