Vim Advent Calendar 2013の168日目の記事です。
Vimプラグインの組み込みなど、日々Vimによる開発速度の向上を研究されている方も 多いかと思います。そんな開発効率を一撃で高められるテクニックがあるので紹介。
それはズバリ、OSのキーリピート速度を高めるです。
非常にシンプルですが、破壊力がすごいです。
普段のwebhjkl
がこの通り。パラグラフ単位移動コマンド{
}
でやるとすごい速度。
単語単位でも超高速で移動できます。
もちろん通常のvimに限らず、tmuxのvisual mode(vi互換)であってもBashのカーソル移動であってもリモート接続先のVimであっても全てが高速になります。なぜならボタンを押し続ける動作はほぼキーリピートによるコマンド送出だからです。
Bashの場合は単語移動では以前はEsc + f
を利用しておりましたが、すっかり使わなくなりました。
もちろんless
more
などの各種コマンドも高速になりますので、grep
と組み合わせ技の時も効果抜群です。
キーリピートの調整でMacの場合はKeyRemap4MacBook(現: Karabiner)を利用します。インストールしてキーリピートの速度調節をするだけ。
個人的にはKey Repeat
はデフォルトの83msから13msまで下げ、Delay Until Repeat
は500msから200msまで下げて運用中。この辺りは好みの設定で良いです。
一度慣れるともう元のスピードには戻れません。 vimでは各種コマンドの移動するよりも、キー押しっぱなしのほうが早く移動できるケースも増えます。 普段鍛えたコマンド力とプラスアルファになれば、まさにすさまじい相乗効果です。