第1回モヤLT_マニモト_コンドーム～生死をかけた戦い
- 1. 第 1 回 LT マニモト
- 2. リビドー
- 3. リビドー【 ( ラテン )libido 】 精神分析で、人間に生得的に備わっている衝動の原動力となる本能エネルギー。フロイトは性本能としたが、ユングは広く、すべての行動の根底にある心的エネルギーとした。 （デジタル大辞林より）
- 5. リビドー爆発
- 8. コ ン ド ー ム 生死をかけた 戦い
- 9. オカモト株式会社 日本コンドーム界のリーディングカンパニー スキンレス、 003 、 n.u.d.e. シリーズなどで有名
- 10. オカモトの始まり 大正 15 年、 18 歳のゴム職人見習い、岡本巳之助は吉原遊廓にコンドームを届けていた
- 11. コンドームを嫌がる遊女たち 当時、コンドームはすこぶる評判が悪かった 高い（当時、 1 ダース 3 円（米 1 升が 3 銭）） 厚い（約 1mm ） 痛い（ゴムの質が悪くて、傷がつく）
- 13. 岡本青年は考えた 当時の製法 輸入した固形ゴムを溶かし、加硫ゴムを精製 ⇒ ゴム原液（ラテックス）から作ればいいのでは !?
- 14. 試行錯誤の末 1 年の研究の末、 0.1mm のラテックス製コンドームの開発に成功 世界初！
- 15. 時は昭和 8 年 12 月 神様からのクリスマスプレゼント。 日本のクリスマスイブはまさにラテックスゴムの誕生祝いと感謝祭の日といっても過言ではないだろう。
- 16. 「岡本ゴム工業」 設立 1934 年（昭和 9 年 ）設立 岡本巳之助、 27 歳の時であった 高い品質とかつてない肌触りで、売れる売れる 一気に中堅ゴム企業となる
- 17. 時代は戦時下 ゴム製品は軍需品であることから、軍の管轄におかれる。 戦時下、職人不足に対応するため、機械による自動化と平準化、マニュアル化を進める ⇒ 当時としては画期的なアイデア
- 18. 戦後になっても 戦後になってもコンドームの需要は衰えない。 軍需工場であったため、ラテックスは残っている。 機械もある。 ということで、戦後も飛ばすようにゴムを売り続けた。
- 19. 日本の頭脳が岡本に集結 働き口が少なかったこともあり、東大卒のエンジニアがじゃんじゃんあつまった。 ⇒ 日本リビドーの頭脳
- 20. 昭和 24 年東証上場 リビドーでマーケットが動き出す
- 21. 大手ゴムメーカーの破綻 昭和 25 年、理研ゴム破綻 昭和 29 年、旧三井財閥の日本ゴム工業破綻
- 22. 大手 2 社、岡本の傘下へ 研究所と財閥がリビドーに取り込まれた
- 23. 香港進出 昭和 38 年 香港駐在所を開設。 （現オカモト H.K LTD ）
- 24. 0.03 への挑戦 昭和 43 年より着手 当時、 0.04 の壁は破れないといわれていた
- 25. オカモト挑戦の理由 昭和 40 年に入り、コンドームの売上が頭打ちに コンドームを使わない日本人の増加 ⇒ 新たなるイノベーションの必要性
- 26. 開発成功！ 昭和 44 年発売開始 「スキンレス」シリーズの始まり
- 27. 昭和 49 年 ニューヨーク進出 ニューヨークに OM 社を設立。 （現オカモト U.S.A.INC. ）
- 30. オカモトの快進撃は止まらない
- 32. 0.02mm 「サガミオリジナル」 1998 年 相模ゴム工業、 0.02mm の 「サガミオリジナル」を発売！ ポリウレタンを使うというゼロベースの発想。 熱伝導もよく、よりぬくもりが伝わる商品に。
- 34. 世界の durex イギリスの SSL インターナショナル発売の コンドームブランド 世界シェア No1 資本金約 1000 億。 オカモトの約 8 倍！ 世界のリビドー
- 35. 性能はそこまで高いわけではない オカモト durex 厚さ 0.02mm 0.03mm 0.05mm 0.06mm 材質 ラテックス ポリウレタン ラテックスのみ 価格 12 個 1500 円 ( スキンレス 1500) 12 個 1500 円 ( レギュラー )
- 36. ヨーロッパを制覇する durex ヨーロッパで圧倒的に信頼度が高い ⇒ EU 5 億人が durex を使用
- 38. おさらい
- 39. リビドーも 極めれば、ほら イノベーション おさらい①
- 40. 厚さより 広さで勝る durex おさらい②
- 41. とりあえず 使う相手を 見つけよう 最後に