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jaws-ug kansai-special_aurora_20150207
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Toshiyuki Konparu
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2015/02/07 JAWS-UG関西 SpecialのAuroraの紹介資料
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More Related Content
jaws-ug kansai-special_aurora_20150207
1.
Amazon RDS for
Aurora 2015.02.07
2.
#jawsug で色々tweetしてもらえると 喜びます
3.
金春利幸(Toshiyuki Konparu) R3 institute
Ltd. Manager, Solution Architect JAWS-UG Osaka Core Member Work Community Official kintone Evangelist Social Facebook: t.konparu Twitter: t_konparu JOIN US!
4.
R3 instituteのご紹介 2000年創業のシステムによる問題解決会社 2012年からAWSのパートナー 2014年からサイボウズ(kintone)のパートナー 業務設計 仕様検討
設計 開発 教育 運用 すべてをワンストップで提供 http://www.r3it.com/ アールスリー 検索
5.
Amazon RDS for
Aurora は現在プレビュー中です
6.
Amazon RDS for
Aurora プレビュー来た人?
7.
私は間に合いませんでした
8.
今回の内容はAuroraのドキュメントをベースに していますが私の個人的推測が含まれています
9.
Auroraをざっと説明すると • MySQL5.6互換で • MySQL5.6よりも最大5倍高速で •
可用性が高く • ストレージ容量が自動的に拡張する • Amazon RDSの5番目のDBエンジン
10.
Auroraの設計思想 • サービス指向で分散型のアーキテクチャ • AWSの既存サービスを活用する •
従来のDBでは密結合されていた構成要素 (SQL、Transaction、Logging、Storage) を分離し、マルチテナント化し疎結合にする
11.
従来のDBでのアプローチ SQL Transaction Caching Logging Storage モノリシックなアーキテクチャ
12.
従来のDBでのアプローチ SQL Transaction Caching Logging Storage レプリケーション (同期型と非同期型がある) SQL Transaction Caching Logging Storage モノリシックなアーキテクチャ
13.
従来のDBでのアプローチ2 SQL Transaction Caching Logging Storage
14.
従来のDBでのアプローチ2 SQL Transaction Caching Logging Storage SQL Transaction Caching Logging Storage シャーディング(Shared Nothing) (データの種類や特定のキーによって読み書き先を切り替える)
15.
従来のDBでのアプローチ SQL Transaction Caching Logging Storage
16.
従来のDBでのアプローチ SQL Transaction Caching Logging 共有ストレージ型分散 SQL Transaction Caching Logging Storage
17.
Auroraの設計思想 SQL Transaction Caching Logging Storage
18.
Auroraの設計思想 SQL Transaction Caching Logging Storage Amazon S3 DynamoDB Route53 SimpleWorkFlow 処理をする機能 データを保存する機能
19.
Auroraをざっと説明すると • MySQL5.6互換で • MySQL5.6よりも最大5倍高速で •
可用性が高く • ストレージ容量が自動的に拡張する • Amazon RDSの5番目のDBエンジン
20.
MySQL5.6互換 EC2 Instance RDS for
MySQL
21.
MySQL5.6互換 EC2 Instance RDS for
Aurora アプリケーションの修正なく移行できる
22.
MySQL5.6より最大5倍高速 • 600万 insert
/分 • 3000万 select / 分 • RDS for MySQLの最高性能よりも最大5倍高速 • EC2の最高インスタンスで稼働させるMySQL よりも最大5倍高速
23.
なぜ速いと言えるのか???
24.
なぜ速いと言えるのか??? DBの性能で一番のボトルネックはI/O
25.
なぜ速いと言えるのか??? DBの性能で一番のボトルネックはI/O I/Oを分散できれば速くできる
26.
なぜ速いと言えるのか??? DBの性能で一番のボトルネックはI/O I/Oを分散できれば速くできる I/Oを非同期にできればさらにいい
27.
なぜ速いと言えるのか??? DBの性能で一番のボトルネックはI/O I/Oを分散できれば速くできる 非同期分散I/Oでは、データの一貫性・安全性が問題になる I/Oを非同期にできればさらにいい
28.
なぜ速いと言えるのか??? DBの性能で一番のボトルネックはI/O I/Oを分散できれば速くできる 非同期分散I/Oでは、データの一貫性・安全性が問題になる 分散I/Oの はQuorum I/Oを非同期にできればさらにいい
29.
AuroraでのQuorum(書込) Auroraエンジン Storage Storage Storage
Storage Storage Storage AvailavilityZone A AvailavilityZone B AvailavilityZone C
30.
AuroraでのQuorum(書込) Auroraエンジン Storage Storage Storage
Storage Storage Storage AvailavilityZone A AvailavilityZone B AvailavilityZone C 書き込みは6台のうち4台のディスクに書き込めば完了
31.
AuroraでのQuorum(書込) Auroraエンジン Storage Storage Storage
Storage Storage Storage AvailavilityZone A AvailavilityZone B AvailavilityZone C 書き込みは6台のうち4台のディスクに書き込めば完了
32.
AuroraでのQuorum(読込) Auroraエンジン Storage Storage Storage
Storage Storage Storage AvailavilityZone A AvailavilityZone B AvailavilityZone C
33.
AuroraでのQuorum(読込) Auroraエンジン Storage Storage Storage
Storage Storage Storage AvailavilityZone A AvailavilityZone B AvailavilityZone C 読み込みは6台のうち3台のディスクから読み込めれば完了
34.
AuroraでのQuorum(読込) Auroraエンジン Storage Storage Storage
Storage Storage Storage AvailavilityZone A AvailavilityZone B AvailavilityZone C 読み込みは6台のうち3台のディスクから読み込めれば完了
35.
AuroraでのQuorum(書込と読込の関係) Storage Storage Storage
Storage Storage Storage 4台で書き込めていれば
36.
AuroraでのQuorum(書込と読込の関係) Storage Storage Storage
Storage Storage Storage 4台で書き込めていれば 3台から同じデータが来れば正しいと言える
37.
AuroraでのQuorum(書込と読込の関係) Storage Storage Storage
Storage Storage Storage 4台で書き込めていれば 3台から同じデータが来れば正しいと言える
38.
AuroraでのQuorum 分散ストレージを利用し、Quorum原理を適用 することでI/Oを6台のストレージに分散しつつ DBの一貫性、データの安全性を確保している しかし、常にAZをまたいだ読み書きとなるの になぜ速いのか????? キャッシュが肝ではないか?(推測)
39.
AuroraでのRead Replica Storage Master Read
Replica ストレージを共有しているのでレプリカラグはほとんどない フェイルオーバー時にデータのロスがない 15台まで作成可能
40.
Storageの自動拡張 • Storageはマルチテナント化されている • 特定のDBに対して特定の容量が確保されているわけではない •
Storageの容量はリージョンごとにAWS全体としてサイジングさ れ十分な空きが用意されている(推測) • 10GBから開始し、10GB単位で最大64TBまで自動的に拡張して いく • ストレージが分散していること動的リサイズが可能になっている
41.
その他の特徴 • データキャッシュはプロセスが分離されておりDB再起動 時にもデータキャッシュが存在する形でスタートできる • キャッシュもSSDに書き込まれておりこれが速さの肝か も(推測) •
S3へ自動的にバックアップが取られる • 1秒単位でのデータ復元 • 従来のRDS for MySQLの約1.2倍の価格
42.
個人的な注意点 • 5倍の性能は鵜呑みにせず、性能特性をちゃんとみ たほうがよさそう • MySQLとの互換性についても単純なSQL以外を 使っているアプリでは検証したほうがよさそう •
ただ、素晴らしいプロダクトと言えそう!
43.
Save The Date! 3月22日
新宿でJAWS-UGの全国イベントがあります。 私、実行委員長なので来てください。お願いします。
44.
JAWS DAYS 2015
Road Trip 3月21日(土)大阪から東京まで無料のバスが出ます (行きだけ。帰りは自費で) 大阪 名古屋 東京
45.
Thank you
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