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貴乃花親方がウエーター!?大阪・梅田地下街に相撲カフェ

[ 2013年2月9日 06:00 ]

スポニチ大阪本社を訪れ、女性社員を抱えながら春場所のPRをする貴乃花親方

 平成の大横綱がウエーターに!?大相撲春場所(3月10日初日、ボディメーカーコロシアム)の担当部長、貴乃花親方(元横綱=スポニチ本紙評論家)が、大阪・梅田の地下街・ディアモールで15日から24日まで開催される「大相撲展」に「SUMO CAFE」を出すことを8日、明かした。同親方も開幕式典だけではなく「毎日、顔を出そうと思います」とすっかり店長モード。春場所の「満員御礼」に向け画期的な取り組みにチャレンジする。

 昨年の春場所前にも、サッカー会場でちゃんこを振る舞うなど大胆な“営業”で周囲をあっと言わせた貴乃花親方。今年もそれに負けない企画を用意していることが、明らかになった。

 ディアモールは毎日30万人が利用している、大阪の繁華街・キタの代表的地下街。この一角を15日から10日間、「大相撲展」と「SUMO CAFE」で“相撲STREET”に変身させるというのだ。

 古典的なイメージがある大相撲に、若者や女性をいかに取り込むか。単に展示やチラシ配りだけではアピール不足。そこで浮上したのが地下街でイタリアン・カフェを併設するアイデアだ。

 同親方の観察眼が生かされている。大阪担当となって2年目。あちこち歩き回るうちに「大阪は地下街が発達し、若者や女性の通行量が多い」ことに気づいた。また、会場のボディメーカーコロシアム周辺だけではなく「キタの方でも春場所をPRしたほうが効果的」と考えた。結果、相撲の醍醐味(だいごみ)をエスプレッソを飲みながらゆったりと味わえる斬新な企画となって実現の運びとなった。

 「大相撲展」では過去の名一番や現役力士たちの好取組のVTRを用意。同親方の現役時代の化粧まわしや、ゆかりの品々も展示する予定で、盛りだくさんの内容。また、柱には現役力士たちの「これまでにない画期的なデザイン」と同親方が太鼓判を押すポスターを番付順に張り、まるで土俵入りの花道を眺めているかのような雰囲気を狙う。同地下街で一定額の買い物をしたお客さんに抽選券を配り、その当選賞品として春場所のチケットも用意する。

 さらに仰天プランもブチあげた。正午から午後8時までのオープン時間の間、「毎日顔を出します」と宣言。「ウエーター?いいかもしれないですね」と給仕係としてのファンサービスにも乗り気。エスプレッソを注文したら、貴乃花親方が運んできた…なんて幸運が、起こるかもしれない。

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スポーツの2013年2月9日のニュース