9月21日に関東地方などを襲った台風15号は、瀬谷区内の各地にも倒木や民家の損壊などの被害をもたらした。海軍道路では桜の木2本が倒れ、道路の一部が通行止めとなり、他の道路へ迂回したり、Uターンする車で長い渋滞が発生した。
横浜市災害対策本部には瀬谷区内で、強風による屋根の破損や倒木、けが人など43件の被害が寄せられた(9月22日現在)。今回寄せられた被害件数のうち、木などが倒れる被害が最も多かった。
上瀬谷地区の海軍道路では桜並木のうち2本が倒木。午後4時55分の時点で桜並木が倒木し、通行中の車両にぶつかる恐れがあるとして、瀬谷警察と瀬谷土木事務所が瀬谷中学校交差点から中瀬谷消防出張所近くの信号までの区間を全面通行止めにした。
これによって瀬谷町の細谷戸付近から相沢方面に抜ける車で、相沢の信号を先頭に長い渋滞ができた。通行止めは午後9時45分に解除された。
土木事務所によると9月26日現在、台風15号の影響によって区内各地の公園や道路、民家の敷地内などで「少なく見積もっても50〜60本の倒木などの被害があったのではないか」と話している。
![]() 倒れた木を片付ける消防隊員
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