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都知事選、ネット選挙戦の2強は… 家入氏、ツイッターで政策募集 田母神氏はフォロワーの数で圧倒 (1/2ページ)

2014.01.25

 東京都知事選(2月9日投開票)で、インターネットを利用した選挙活動が注目を浴びている。ツイッターで政策を募る候補者や、街頭演説の様子を動画配信する候補者も。どこまで投票に影響するのか未知数だが、ネット上の戦略や人気はIT関連会社役員、家入一真氏(35)と元航空幕僚長、田母神俊雄氏(65)が一歩リードしているもよう。ネット選挙戦を制するのは誰か。

 ネット選挙での注目候補といえば、家入氏だ。引きこもりの経験を経てIT関連会社を設立し、29歳のときに当時最年少でジャスダックに上場。現在は複数の会社の役員を務め「連続起業家」を名乗る異色候補だ。あの堀江貴文氏が後押しすることでも話題を集めている。

 23日の第一声は街頭ではなく、東京・渋谷のカフェ。マイク代わりにiPhoneを使って動画配信サイトで支援を訴え、ツイッターで政策を募っている。「公約は最初から完成されたものではなく、有権者の声を吸い上げて一緒に作っていきたい。選挙事務所も多分、作らないと思う」(広報担当者)

 ネット上で他の候補を圧倒しているのは、ツイッターのフォロワー(定期読者)が19万6889人(25日午前9時半現在)の田母神氏だ。「たもがみ通信女子目線」と題して同行する20〜30代の女性スタッフが逐一、演説などを“中継”。田母神陣営の事務局は「ネットなどで募った賛同者は5000人ぐらい。ただ、ネットの方々が本当に投票に行っていただけるかどうか…」と話す。

 元厚労相の舛添要一氏(65)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)も、ツイッターなどをフル活用。宇都宮氏は動画撮影チームを組織し、演説の様子などをネットで生放送している。

 

産経デジタルサービス