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4月20日、ナスダック上場企業で「KOLファシリテーター」としてインフルエンサーを活用したECビジネスを展開する「如涵控股(Ruhnn Holding)」(ナスダック:RUHN)が株式の非公開化を完了したと発表した。先頃発表された2021年2月3日付の合併契約および計画に基づき、同社の親会社「RUNION Holding Limited」の完全子会社である「RUNION Mergersub Limited」との合併が完了した。
こうして株式の非公開化により、同社はナスダックから上場廃止となった。上場最終日、如涵の株価終値は3.4ドル(約368円)。時価総額は2億8100万ドル(約304億円)と、上場初日に比べ7割以上減少した。
上場前の如涵の筆頭株主は、29.27%を保有する創業者の馮敏氏で、トップインフルエンサーの張大奕氏が関連会社を通じて2番目に多い15%の株式を保有していた。また、アリババ傘下のEコマース淘宝(タオバオ)が8.56%の株式を保有していたことから、如涵は「アリババグループの出資を受ける唯一のMCN(マルチチャンネルネットワーク)企業」を自称していた。
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