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中国配車アプリ最大手の滴滴出行(DiDi Chuxing)は3月18日、2024年12月期決算を発表した。国内事業は着実に利益を伸ばし、海外事業も急拡大した。
12月期通期の売上高は前の期比7.5%増の2068億元(約4兆3000億円)、純損益は12億7500万元(約270億円)の黒字となった。前の期は47億5200万元(約1000億円)の赤字だった。調整後EBITA(金利・税金・償却前利益)は20億8500万元(約440億円)の赤字となった。
同時に発表した10~12月期の調整後EBITAは3億元(約63億円)の黒字だった。中国事業は22億元(約460億円)の黒字、海外事業は7億元(約150億円)の赤字だったが、赤字幅は前年同期比で36.45%縮小した。
2024年の国内配車件数(運転代行などを含む)は前年比14.6%増の123億9200万件、取引総額(GTV)は11.3%増の3014億元(約6兆3000億円)。海外の配車件数などは35.8%増の36億1300万件、GTVは29.2%増の913億元(約1兆9000億円)だった。
滴滴の程維・会長兼最高経営責任者(CEO)は、2025年は主力事業の強化に加え、自動運転と人工知能(AI)の活用を推進していく方針を明らかにした。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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