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踊る走馬灯

毎日懸垂生活と、日々の記録。等身大。思いのままに。

本屋さん

お題「本屋さん」

 

 

 

初めてお題にまつわる話を残そうと思った。

本屋さんは好きだ。本を読むのも。

読書は紙がいい。

デジタルは目にくる。本を読むときくらいはアナログに触れていたい。

読み進めるにつれて少しずつしわしわになっていく感じもいい。

 

 

好きにまつわる話をするのは好きなので、おススメの本屋さんを。

基本的にはどの本屋もそれぞれの味があって好きだが、

そんな中、最近ここいいなぁと思っているのは羽田空港の中にある、改造社書店さん。

 

 

飛行機を使って旅に行くとき、出発までのちょっとした空き時間をつぶすのにふらっと訪れる。

 

 

改造社書店さんの、おススメの本のセレクトのセンスが自分好みで好き。

ついつい本を買ってしまって、もともとパンパンの手持ちカバンがさらにパンパンになってしまう。

 

最近は、幸田文さんの「木」と出会えた。

 

 

この本をきっかけにして、幸田文さんの本を少しずつ読み始めた。

何十年も前の文章だから、やや昔の言葉が多いけれど、

文章を読むと描写が頭に浮かんでくる。

 

 

モノクロの世界じゃなく、カラーのイメージで、彩られた世界が浮かぶという体験は、かなり刺激的で、なかなかない経験だった。

 

 

 

何かのきっかけで人生も大きく変わっていくように、一冊の本との出会いが自分の中の何かを変えてくれることもある、ということを久しぶりに?初めて?強く感じた。

 

 

 

 

 

今年に入ってから月一のペースで飛行機を使ってるし、これからも使う予定。

一昨日は宮崎に行った。今週末は高松に行く。

 

 

そこでまた改造社書店に立ち寄ろう。

素敵な出会いが待ってるかも知れないから。

 

 

 

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曇天の宮崎、フェリーターミナル近くの公園に立派な懸垂バーがあった。

 

 

 

ただただ懸垂をしていた。

初めて訪れる場所でも、自分のルーティンをこなすことで、その地に自分がいることを認識させてくれる。

 

 

 

 

 

ではまた✌︎

 

 

 

 

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くるり

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くるりのLIVEにいってきた。

存在はずっと知っていたけど、聴かずに過ごしてきた。去年急に思い立ってベストアルバムを聴いてみたのがきっかけで、ニワカになった。

 

 

有名どころの曲しか知らないけど、

それでも楽しめるのがLIVEのいいところだと思う。

 

 

なんという巡り合わせか、バンドと同い年らしい。

 

 

 

 

世界を巡る旅にお連れします。

とのことで、テーマのある曲たちが演奏された。

初めて聴く曲も多くあった。

それでも多幸感が冷めない。

 

 

バンドメンバー+管弦楽器の方々の奏でる音楽にはあっという間に魅了された。

 

 

ブレーメン(初めて聴いた)で全身に鳥肌が立ち、そのままの勢いでjubileeと奇跡で泣いてしまったな。

生きることへの讃歌のような、音も歌詞も、、、

 

 

知ってる曲でも、音源とは違うアレンジがあったり、そもそもLIVEではできないでしょ、、みたいな曲もやってしまうあたり、カッコ良い。

 

 

 

大変力をもらったので、また少し頑張ろうと。

たまたまチケット取れてラッキーだったなぁ。

 

 

 

これもまた何かのご縁。

 

 

 

 

もっと早く好きになってたらな、とかよくあることで、それが後悔になることも往々にしてあるけど、今回は後悔じゃない。

逆にこのタイミングで知れてよかった、と安心してる自分がいる。この先、迷いなく進める。

 

 

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幸せが満ち溢れていたのでそのまま代々木公園へ向かって歩いた。

 

 

 

桜が綺麗だった。

 

 

 

 

心がより一層満ちて、足取り軽く帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではまた✌︎

 

 

 

 

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毎日

毎日毎日、変わらないなぁ。何かが変わらない。

きらめかない。いや、きらめいている時間はある。休日は特に。

休日はいいんだけど、平日。平日が全くきらめいていない。

 

 

朝起きて(最近は起きれない)、ご飯を食べ、身支度を整え、通勤し、公園でぼーっとして出社して、仕事して、帰って、ご飯を食べ、寝る。

 

 

繰り返す。毎日。

 

 

 

平日も毎日毎日、精一杯頑張ってるのに、、、

頑張ってるのか?『自分なりには』、をつけ足しておこう。

 

 

 

というわけで最近

なんだか生きてる実感がなくなってきた、、、

 

 

なんてことを友人に伝えたら。

 

 

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んん〜

 

やさしさ。というか愛。

私のすべてを知っているこの人は。

 

 

それはそうなんだけど。無が耐えられない自分。

 

 

時が流れるスピードについていけないみたいなことは何度か書いてる気がする。

自分だけが取り残されているみたいな、とりさらわれている、みたいな感覚。

 

 

 

世界は常に流動的だ。

人も、雲も、海も。

物理的にも変わり続けているし、感情のような精神的なものも絶えず変わり続けている。自分自身においてもそれは同様で、例外はない。

でも、自分自身がその変化を受容できていない。物理面も、心理的な部分も含めて。

 

 

それがなぜなのか、考えてもわからない。

モチベがないからか?と思って聞いてみた。

 

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なるほど。

疲れているのかもしれない。

 

今年に入ってから、いろいろアクティブに動き続けてきたし、お酒も尋常じゃない量を飲み続けている。(当社比)

 

 

心が休みたがっているみたいなので、心の赴くままにしようと思う。

画像のコメントはかつて私が伝えた言葉らしい。

 

そんなことを言った記憶ももうないのにね。

 

 

 

 

休みたいだの、酒飲みすぎだの言ってるのに、明日も結局飲んじゃうんですけどね。

週末は音楽に触れる時間がたくさん。これは少し楽しみだ。

 

 

 

 

 

お願いもう少し待ってて、春よ。

まだ冬を噛み締めていたい。寒い朝に毛布にくるまれる幸せを、まだ感じていたい。

 

 

 

 

 

 

それでは、

さよーならまたいつか✌︎

 

 

 

 

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ぼぉーっと。波が岩にぶつかる音とか、トンビが鳴く声とか、ただただひたすら波の往来を眺めながら何も考えない時間を過ごす。

 

 

何も考えないって案外難しくて、わりと邪念みたいなんが付き纏う。そんな気がしてる時点で何も考えないはできてない説もある。

 

 

とにかくゆっくりしたい!と思っていて、昼過ぎまで布団にくるまっていたけど、海見たい〜となって海に行った。

 

 

名古屋にいた時は知多の海があったので、車で小一時間かけて海に行ってはただひたすら海を眺めた。

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東京に来てからは、九十九里浜か鎌倉あたりに行くことが多い。

 

 

朝日は九十九里浜で、夕日は鎌倉かもしれない。

 

 

 

いつまで経っても変わんないんだなぁ。多分、この先もこれはある種ぼくにとっての儀式というか、祈りの動作に近いかもしれないな、なんて後付けで理由を考えてみたりした。

 

 

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結局日が沈むまで、1時間半くらい岩場で座りながら、本を読んだりして日の入りを待った。

 

寒さで手先は感覚がなくなりかけてたけど、

それでも夕日の美しさはそれすらも忘れさせてくれる。

 

 

 

心の感覚はこの先も変わらずにありたい。

 

 

 

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そういえば少しずつ梅の花が咲いてたりした。

気の早い桜なんかももう咲き始めてるのだろうか?

 

 

まだまだ2月でいいのに。

もう気づけば来週末には3月に突入。

 

 

3月も慌ただしい日々になりそう。

暖かくなったらしたいこと、少しずつ考えておかないと。あっという間に暑くなって、また気づいた頃には寒くなってたりするんだろう。

 

 

 

そうやって日々は進んでいくんだろう。

 

 

 

日々の中の自分のちっぽけさに相変わらず嫌気がさすんだけど、それすらも気にとまらないくらいちっさくなってるんだな。

 

 

どこまで縮めるのか、逆に楽しみだったり、したりしなかったり。

 

 

 

ではまた✌︎

 

 

 

 

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昔から

 

昔からふとした時に死について考える癖のようなものがある。

 

 

毎日何事もなく生きることができている自分にとって死は現実味がない。

だからこそ死後の世界だったり、死んだらどうなるのかなとか考えたりする。

 

 

しかもそんなこと考えてると、死が怖くなって、なんだか悲しみに暮れる。というサイクル。

 

 

子供の頃はそれで何度も何度も泣いた。

誰かがもうじき死ぬからなぁ、なんて言った日にはなんでそんなこと言うんだ!と怒ったりもしたな。

 

 

大人になるにつれて死が子供の頃よりも身近に感じるようになって、身内の不幸とか、若くして亡くなってしまう知っている人とか、そういう経験を経て少しずつ耐性はできているような気がするけど、未だになんだか恐ろしいと感じてしまう。

 

 

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だからこそ、生きている限りは

目一杯楽しんで、生きててよかったと思えるように生きたいんだな。と強く思う。

 

 

 

ふとした瞬間に終わってしまうかもしれない人生、今が1番大事な瞬間。

 

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一瞬一瞬が終わりを迎えるまでのカウントダウンと捉えるか、一瞬一瞬の積み重ねのゴールが死だと捉えるか。捉え方次第でもあるのかな。

 

 

 

いまはまだまだ、やりたいことやっていく事に注力しようと改めて思った。

 

 

 

 

ではまた✌︎

 

 

 

 

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聞かせてよ

春の歌を聴いた。春が近くにきている予感がした。

冬は寒いのが苦手だ。

待ち遠しい春の陽気。

そんな気持ちで通勤路を歩いていた。

 

 

昨日から凍てつくような寒さで、ここ最近は朝起きるのが億劫なくらいだった。

 

 

それでも今日、春の歌のおかげで少し気が和らいだ。

 

 

そんな折、春が近づくにつれて、去り行く冬に切なさや寂しさに近しい感情を持っている自分もいた。

時の経過とともに移ろう季節を少し愛おしいと感じた。そんな気持ちに気づいた時、もっと冬も大事にしなくては、、、という思いも込み上げてきた。

 

苦手なものも、考えようによっては大切なものになり得るのかななんて思ったりもした。

 

 

慌ただしい毎日だけど、こんな気持ちになれたのは久しぶりだったので、なんか嬉しかった〜

 

 

残りわずかな?冬を目一杯楽しみたい。

 

 

 

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沖縄で見た虹。朝日が出てからずっと虹が出ていて、沖縄を感じた。あーもう戻りたい。

 

 

※一応いまだに懸垂継続中

 

 

沖縄で感じた自然のことももっとちゃんと言語化して残しておきたいなぁ〜と思いつつなかなか時間を確保できない。

週末にゆっくりと考えよう。

 

 

 

 

タイトルは最近のお気に入りの曲。

スピッツの『聞かせてよ』です。

聞かせてよ

聞かせてよ

 

 

 

 

 

 

ではまた✌︎

 

 

 

 

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飛んで沖縄/自然

飛行機に乗って眼下の世界に目をやると

行ったことのない地域とそこに広がるたくさんの住宅、道、電線をつなぐ塔、開発された土地、などが目に入る。

 

 

自分と今後も関わることのないであろう世界の広さに毎度驚く。暮らす人々の幸せを祈る。自分にはそれくらいしかできない。

 

 

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スカイマークの飛行機の❤︎が可愛い。

飛行機はJAL派だったけど、沖縄行くのに直前の予約だったので、空席がなくしょうがなく取ったのだが、なんかほんのりした。ほんのりした?であってるかな表現。ほんわか?

 

 

 

 

今回沖縄行って感じたのはざっくりと

・自然の厳しさ

・命を繋ぐ生命の尊さ

・己の傲慢さ

 

1月に奄美に行った時とは全然違う気持ちになり、少し気が引き締まったというか、忘れていた感覚を思い出させてくれた。

 

 

とにかく沖縄なのに寒くて、一桁台の気温だった。自分の沖縄史上最も寒い。

 

滞在時間が24時間もなかったので、全てをイシカワガエル探しに費やそうと決めていたのだが、こんな寒さで見つかるのか?という不安があった。

 

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寒いだけではなくて風も強く、海も大荒れ。

幸い天気は晴れたりもしてくれたが、雨が降ったり止んだりを繰り返して余計に寒さを感じた。

 

 

 

昼過ぎに到着し、北部へ2時間ほどかけて移動する。沖縄へ旅行する人の多くは国際通りとか行っても本部の美ら海水族館とかが北限で、それ以上北の方まで訪れる人は少ないと思う。

 

 

周りは海に囲まれ、見渡せば山・森、家はほとんどなく、あるのはひたすらむき出しの大自然

ジャングリラなんて作らなくても圧倒的なネイチャーがそこにある。

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山の中には林道がある。でも林道もまた自然の厳しさを如実に反映する。

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道路崩壊、法面崩壊、道路陥没による通行止め。

 

至る所で通行止めになっていて、南北に縦断できる林道はほとんど通れなくなっていた。

 

 

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学生の頃に研究の一環で2ヶ月くらいこの山の中で寝泊まりして調査していた経験があるからあまり山道に抵抗なく車を運転できるが、初心者には厳しい道。

 

 

昨年11月の大雨の影響とのこと。

自然は厳しい。自然を前に人の力なんてちっぽけなんだと感じた。

直してもまた災害によって壊れる。壊れては直す。

 

人間のエゴ、支配なんてできない。コントロールもできない。

あるがままを受け入れて進む。それしかない。

 

 

18時過ぎ、辺りは暗くなる。

森の中は静寂に包まれて、夜の帷が降り始める。

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空を見上げる。

雲が切れると月が綺麗。星も綺麗。

東京では見れない満点の星空に感動する。

 

 

森を進む。

真っ暗な森の中を、音を頼りに進んでいく。

 

 

イシカワガエルのメイティングコールは特徴的で、鳴けば森に声がこだまする。

探し始めて早々に森の奥から鳴き声が聞こえた。

 

 

森に入る。道無き道を進み、鳴き声の聞こえる方へ進む。数分歩みを進めると森がひらけて水が流れる音がする。

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源流域は苔に覆われた岩が露出していて、滑りやすいし、彼らの繁殖地は水が滴る小滝の周辺の岩と岩の隙間だったり、穴ボコだったりする。

 

岩肌は苔むしていて、それだけで美しい。

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その光景を見つめるたびに感動する。

自然は厳しいが美しい。

 

 

結局カエルは見つかったが、そのことは今回は触れないでおこう。

なんかもう感情がぐちゃぐちゃで、文章化できない。

 

 

日々いろんなことが起こる。

その出来事それぞれに脳がついてきてない。

おっつかない。

整える時間が必要だ。

 

 

 

 

 

とにかく沖縄は大好きだ。

いつまでもあの森が続いていきますように。

 

 

 

 

 

 

ではまた✌︎

 

 

 

 

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